MacBookキーボードが一度壊れてしまうと、文字入力やショートカット操作のほとんどができなくなります。他の症状と比べて早い修理が求められる箇所と言えるでしょう。
今回は、MacBookのキーボード修理が必要となるシーンから、このパーツの修理代がいくらになるのか紹介していきたいと思います。
この記事で分かること
MacBookのキーボードを修理する方法は？
まず考えるべきことは、どこで修理すべきかということです。MacBookのキーボードは、以下の方法で修理できます。
それぞれ費用や修理期間などが異なるため、MacBookを修理する前に把握しておきましょう。
AppleのMacBookキーボード修理費用
Apple StoreやAppleの正規サービスプロバイダでは、MacBookのキーボード修理が可能です。公式の修理であるため、安心感がありますよね。
ただし、キーボード修理にかかる費用は公式サイトに記載されていません。そのため、Apple StoreにあるGenius Barに行って、MacBookの修理にかかる値段を見積もってもらう必要などがあります。
単純な劣化によるキーボード修理を行った人の体験談では、MacBookのキーボード修理は下記の料金だったと公開されています。
| ハードウェア修理の技術料 | 3,300円 |
|---|---|
| 交換用のキーボード | 18,880円 |
| 総額 | 23,868円 |
また、Appleのメーカー保証や保証サービス「AppleCare+」に加入していると、無償修理となる可能性もありますよ。
Appleの保証期間内の方におすすめの修理方法です。
出典：Apple
修理業者のMacBookキーボード修理費用
パソコン修理専門業者はその名の通り、パソコン修理のプロです。
公式の修理ではないものの、各店舗が抱える独自ルートから調達したキーボード部品を使って、低コストでMacBookのキーボード部品を交換してくれる傾向があります。
パソコン修理業者にMacBookのキーボードを依頼した場合の相場は、調べたところ3,000～35,000円でした。
「工賃のみ」か「工賃込み」かによって金額に幅が出るため、依頼する前に見積りを取ってもらいましょう。
PCホスピタルのように事前見積をしてくれる業者は多く、相見積もりを取れば修理費用の節約にもつながりますよ。
ちなみにAppleの公式修理と異なり、最短即日で修理してくれるという強みがパソコン修理業者にはあります。
「MacBookの保証期間外・対象外」「早くMacBookを修理してほしい」といった方にはおすすめ。
自分でMacBookのキーボード修理できる？
難易度は高いですが、自分でMacBookのキーボードを修理することも可能です。
費用は他の方法に比べ安価で済むため、交換・修理経験があり腕に自信がある方は挑戦してみてください。
ただし失敗した場合は、修理費用がより高額になったり、最悪の場合修理不可能になったりする可能性も。
心配な方は、Appleや業者にキーボード修理をしましょう。
MacBookのキーボード修理で頼れるおすすめ修理店
出典：PCホスピタル
「保証期間外・対象外だった」「直ぐにキーボードを修理してほしい」という方は、「PCホスピタル」に一度相談してみましょう。
最短即日修理してくれるPCホスピタルは、全国対応かつ年中無休で運営する、パソコン修理の専門業者です。
修理方法も持込修理・出張修理・宅配修理にも対応。WEBにて24時間受付可能なので、都合のよいタイミングで依頼してみましょう。
キーボードの修理費用
MacBookのキーボード修理費用は記載されていませんでした。
ただしノートパソコンのキーボード修理は、出張の場合だと17,600円で対応してくれます。そのため、MacBookも同じくらいの費用だと言えるでしょう。
修理依頼の流れ
PCホスピタルの口コミ
PCホスピタルの口コミを3つ紹介します。
- その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
- ネット異常のほかにもいくつか問題点が発見されたのですが、すべて親切丁寧に解決くださいました。作業自体も迷いなく迅速で、また作業員の方の気さくな人柄もあってとても安心してお願いできました。
- 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。
出典：みん評
PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系について解説している記事もあるので、併せて参考にしてくださいね。
また、他のサービスも検討したい方はMacBookの安いおすすめ修理業者をまとめた記事もあるので、こちらも参考にしてください。
MacBookのキーボード修理前の確認事項
修理店にMacBookのキーボード修理を依頼する前に、注意すべき点が3つあります。
修理が必要ない場合もあるので、前もって確認しておきましょう。
再起動する
キーボード以外の箇所でトラブルが起きている可能性もあるため、一度再起動を行いましょう。場合によっては、キーボードのトラブルが解消する場合もあります。
キーボードが使えず再起動ができない場合のために、MacBookを強制終了する方法も把握しておくと役立ちますよ。
OSのバージョンを確認する
使用しているMacのバージョンが最新であるかどうかを確認しましょう。macOSを最新にすることでトラブルが改善する可能性があるためです。
Appleメニューから［このMacについて］を選択することで確認ができます。
データのバックアップを取る
以上の2つをしても問題が改善されない場合、修理が必要な可能性があります。MacBookを修理する過程でデータが消えてしまう可能性があるため、前もってバックアップをしておきましょう。
バックアップ方法は、Macのアプリである「Time Machine」を利用するか、iCloudにデータを保存するかの2つがあります。
キーボード以外も故障している場合も
MacBookキーボードの修理代は、症状によって大きな差異が出ることで知られています。
単純に「キーボードがきちんと動作しない」と感じるMacユーザーにとっては、その違いによって生じる修理代に納得いかないことがあるかもしれません。
しかし、MacBookのキーボードトラブルで高い修理料金が請求される場合、「意外な問題」が隠されたケースも非常に多く見受けられるのです。
キーボードが外れた
MacBookのキーボードに硬いものを落としてしまったり、打鍵のしすぎで「キー1つ」が外れてしまったりする場合は、その部分だけを交換するシンプルな修理となります。
ただし、修理店によっては「キートップ」の部品在庫を持っていない場合もあるため、交換時にはキーボード1台分の部品代請求になることもあるようです。
チャタリングによる動作不良
「たった1回キー押しただけなのに、複数回文字入力が行われている」といった症状は、「チャタリング」という電気的な振動現象が疑われます。
この症状が出たMacBookのキーボードは、他のキーについても同じ問題が生じるケースは多いようです。この場合は、問題のキー交換だけでなくキーボード全体の洗浄を行うのが一般的な修理となっています。
キーボード上に液体をこぼした
キーボードの上に水、お茶、お酒、ジュースなどの液体をこぼすトラブルは、このパーツの修理依頼で最も多い存在です。
糖分や油分を全く含まない「ただの水」を少量こぼした場合は、自然乾燥させることでキーボードトラブルが改善するかもしれません。
これに対して、糖分などをたくさん含んだ水以外の液体を大量にかけた時には、ロジックボードに液体が染み込むことがあります。
MacBookの水没状況によっては、MacBookのキーボード交換だけでは症状改善が難しいケースも多いと言えるでしょう。
MacBookキーボードの修理費用まとめ
この記事では、MacBookのキーボード修理する方法や費用について解説しました。
キーボードの修理費用は、保証の状況や依頼場所によっても大きく異なります。MacBookの保証期間内・対象内である場合は、Appleの公式修理を受けるのが良いでしょう。
一方で、保証期間外・対象外の方やすぐにMacBookを使いたいといった方は、パソコン修理業者に依頼するのがおすすめ。
PCホスピタルのように、最短即日で修理してくれる業者もいるため、見積りを取った上で修理を依頼してみましょう。
自分で修理することも可能ですが、リスクが大きいため修理に自信のある方以外は修理を依頼するのがおすすめです。
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