電子レンジが故障!知りたいメーカー保証・修理費用相場

電子レンジが故障!知りたいメーカー保証・修理費用相場

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最近は電子レンジと一言で言っても、1万円程度で買える温め機能しかない電子レンジから、10万円を超えるスチームオーブンレンジまで様々な機種が発売されています。安価な電子レンジでは温めるだけの機能しか期待できず、その出力も500Wや600Wとあまり高くはありません。しかし、高価なレンジになればなるほど、レンジの機能やオーブンの機能を使って様々な調理ができます。特に、高価なレンジになると、出力ワット数も800Wや1,000Wと大きくなりますので、温めるだけであれば短時間で温めることができますし、その大きな出力を使用し、バリエーション豊かな調理が可能となります。

今回は、そんな調理器具としても有用な電子レンジが故障した場合の情報についてまとめてみました。


Microwave / ewen and donabel

電子レンジの保証期間は?

電子レンジのメーカー保証期間は、1年間となっています。1年間であれば、使用者に大きな過失がなく、故障した場合には、メーカーが無償で修理を行います。しかし、電子レンジは長期間使用するものですので、1年保証では心許ないというのが本音です。では、電子レンジの寿命はどの程度なのでしょうか。

電子レンジの寿命は、約10年と言われています。その根拠としては、電子レンジの部品として使用されている「マグネトロン」の寿命が、総作動時間2,000時間と言われているためです。1日30分使用したとして、1か月で15時間、年間180時間、10年間で約1,800時間となりますので、概ね10年間で寿命を迎えます。ただし、マグネトロンはマイクロ波を放出して食品を温める部品ですので、ここが故障すると温める能力が失われるため、この部品の故障を寿命としていますが、タイマーやその他の部品が先に故障してしまうということも考えられます。

つまり、10年間は利用できる電子レンジでも、他の部品が故障してしまうことによって寿命まで利用できなくなることもあるという事です。電子レンジは、決して安い買い物ではありませんので、修理して使い続けるということの方が多いと思いますが、その修理が有償になってしまいますので、思わぬ出費が発生してしまう事になります。そのため、メーカーや家電量販店で用意されている長期保証に加入しておくことで、もしもの時の修理代金を抑えることをおすすめします。

では、メーカーや家電量販店の長期保証にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、代表的な長期保証の種類をまとめてみました。

Panasonic Store延長保証サービス

Panasonicでは、年会費4,800円で、Panasonicが指定した対象商品であればいくつでも保証期間を5年間まで延長できるPanasonic Store延長保証サービスが用意されています。Panasonic Store延長保証サービスに加入するためには、毎年4,800円を支払わなければなりませんが、最大5年間、メーカー保証と同じ保証範囲で保証を受けることができますので、非常に安心な保証サービスとなっています。ただし、保証金額の上限は、1回あたり単品購入人額まで、かつ対象商品合わせて年間10万円までと定めがありますので注意が必要です。

ケーズデンキの長期無料保証

ケーズデンキでは、無料で5年間の長期保証に加入できるサービスがあります。この保証では、保証料が無料であるにもかかわらず、保証限度額の上限がなく、修理回数にも制限がありません。また、自己負担額もありませんので、非常に満足度の高い長期保証サービスとなっています。

ヤマダの無料長期保証

ヤマダ電機では、「3年間無料保証」、もしくは「5年間無料保証」のマークがついた電子レンジ、オーブンレンジに対して、無料で長期保証を受けられるサービスがあります。しかし、ケーズデンキの長期無料保証とは異なり、保証限度額が2年目は購入金額の80%、3年目は購入金額の40%、4年目は購入金額の30%、5年目は購入金額の20%というように、年数によって上限が下がっていますので、古くなればなるほど、修理の際に追加で費用が発生する可能性が高くなります。

電子レンジの故障

電子レンジの故障の種類は、食品を温めることができなくなった、電源が入らなくなった、ボタンを押しても動作しなくなった、エラーが表示される、異音・異臭がある、といった種類になるかと思います。

食品が温められなくなるといった症状は、故障の可能性が高いと言われています。この症状の場合は、マグネトロンやインバータ部分の故障が考えられます。

電源が入らなくなったという症状の場合、コンセントが抜けかかっていないか、ブレーカーが落ちていないかを確認します。電子レンジは消費電力が高いため、他の調理器具(IHクッキングヒーター等)と同時に利用した場合、ブレーカーが落ちる可能性があります。その場合は、ブレーカーを上げたうえで、1つずつ使用するようにしてください。それらの問題が無ければ、故障の可能性が高くなります。

ボタンを押しても動作しなくなった場合、内部でエラーが出ている可能性がありますので、一旦コンセントを抜き、1分程度放置したのちに再度コンセントを入れて動作するかどうかを確認します。これでも動作しなければ、故障の可能性が高くなります。

エラー表示がある場合は、取扱説明書に代表的なエラーコードが載っていますので、そのエラーの種類を確認し、そこに記載されている対処を行います。

異音・異臭がある場合、動作をいったん中断させ、その発信源を確認します。なお、加熱終了後にファンが動き続けているような音がする場合、機種によっては冷却ファンを回している音となりますので、異音ではありません。冷却中にコンセントを抜いて無理やり冷却を止めると、内部温度が下がりきらずに故障の原因となることがありますので、絶対におこなわないように注意してください。

電子レンジの修理費用の目安

電子レンジが過熱しなくなった場合の原因として、インバータ基板を交換する場合は、12,000円~18,000円、マグネトロンやセンサーの交換を要する場合は6,000円~18,000円の修理費用が掛かります。次に、電源が入らないという故障の場合、スイッチ類や基盤の交換が必要となりますので、7,000円~21,000円の修理費用が発生します。

つまり、電子レンジが故障した場合は、安ければ6,000円程度で修理ができますが、高いと20,000円を超える修理費用が発生することとなります。

まとめ

電子レンジは、1度購入すると比較的長い期間、使用を続ける家電となります。そのため、1年間のメーカー保証だけしかない場合、万が一故障した場合に、最高で21,000円もの修理費用が発生することとなり、非常に多くの出費となってしまいます。そのため、メーカーや家電量販店で用意されている長期保証サービスに加入しておき、少なくとも5年間は、万が一故障したとしても無償で修理を受けられるようにしておいたほうが、安心して使うことができると思います。

メーカーや家電量販店で用意されている長期保証サービスに加入する際には、その長期保証サービスでどこまでの負担が軽減できるのか、どこまでの金額が保証されるのかをしっかりと確認しておく必要があります。保証料金や保証の範囲をしっかり確認したうえで、ご自身にあった長期保証を選択するようにしてください。

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