
バイクタンクは、機能面だけではなく見た目に大きな影響を及ぼす部分です。外観の大部分を占めますので、カスタムやステッカー貼りによってその見た目を改造している方も多いでしょう。しかし、一度衝突事故を起こしてしまうとタンクがヘコむなどの被害が発生してしまいます。こういったタンクの故障を修理するためにはどれくらいの費用が必要なのでしょうか。以下では、修理費用の目安に関して詳しく見ていきたいと思います。
バイクタンクがヘコむ原因
バイクタンクは、大きな事故以外でもすぐにヘコんでしまうものです。まずは、タンクがヘコむ原因となる事象についてみていきましょう。
衝突事故
直接衝撃が加わる衝突事故であれば、簡単にバイクタンクはヘコんでしまうでしょう。軽いものから大きなヘコみまでその度合も様々。もちろん、大きなヘコみであるほど費用がかかってしまうことが予想されます。ヘコみが大きいと最悪の場合、パーツ交換が必要となることを理解しておいてくださいね。
立ちごけ(タチゴケ)
バイクや自転車を趣味とする方であれば、「立ちごけ」はお馴染みのフレーズでしょう。バイク・自転車では走行を止める時や、一時停止を行う際に足で車体を支える事となりますが上手くバランスを取れないと転倒してしまうことがあります。この転倒が、いわゆる“立ちごけ”という状態です。
立ちごけをしてしまうと、側面へのキズ・ヘコみが発生します。バイクタンクの横にできた小さなヘコみなどは、多くが立ちごけが原因となって起きるものでしょう。
ハンドル調整の不具合
ハンドルの調整が上手く行われていない時、思いっきりハンドリングを切ってしまうと、先端がバイクタンクにぶつかってしまう可能性があります。これによって、バイクタンクの側部?上部にかけてキズやヘコみができてしまうことがあるようです。衝突以外にも、バイクの様々な調整が行われていないとタンクを故障させてしまうかもしれません。総合的なメンテナンスを意識した方がいいかもしれませんね。
その他アクシデント
その他、「ヘルメットなどのバイク用品をタンクにぶつけてしまった」「石などの落下物によってヘコんでしまった」「イタズラによる破損」などが原因でバイクタンクにキズやヘコみができてしまうようです。自分では防ぎようのないアクシデントもありますが、出来る限りリスクを下げられるように気をつけて運転するしかありませんよね。
バイクタンクを修理する方法
それでは、バイクタンクヘコみを修理するにはどのような方法があるのでしょうか。修理方法によって、かかってくる費用・修理後の使用感も変わってきますので抑えておきましょう。
パテ塗り込みによる埋込作業
軽いヘコみ程度であれば、パテを埋め込むことで修復することができます。比較的費用も安く済む場合が多いので、こちらの方法を選択する方も多いのだとか。ただし、範囲が大きくなってくるとパテ部分が目立ってしまい、見ただけで“修理跡”と分かってしまうかもしれません。
板金作業による修復
車のヘコみを直す際などに行われることが多い、「板金」という作業によってバイクタンクを修復することもあります。業者に依頼して修理する場合は、パテ塗り込みよりもこちらの板金の方が一般的だと言えるでしょう。バイクタンクを叩く・伸ばすなどして、元の形に修復していきます。大きなヘコみであっても対応できますが、バイクタンク自体の耐久性がないと板金作業に耐えられません。そのため、大きな事故で破損したタンクは板金できずに交換となってしまうこともあるようです。
塗装は別途になる
板金、パテ埋め込みどちらの作業でも“塗装”は必要となってくるでしょう。やはり、ヘコんだ部分の周りは他の部位と色も変わってきます。線のような形で不自然な柄が残ってしまうこともあるので、バイクタンクの色に合わせて塗り直すのが一般的です。
特に、パテの場合は塗装をしなければ修理箇所が一目瞭然。塗装技術の高さが、修復後の外観に大きく関わってくるでしょう。
デントリペア
給油口から“デント”という特殊な器具を入れて修復する方法もあります。デントリペアは、塗装が剥げている大きなヘコみには対応できませんが細々とした小さなヘコみであれば塗装無しで元の状態に仕上げることができます。
バイクタンクの修理費用
修理にはどれくらいの費用がかかってくるのでしょうか。もちろん、業者によって変わってきますが一般的な料金例を紹介していくので、参考にしてみてください。
パテによる埋込み
パテを使用した修復作業であれば、おおよそ10000円前後の料金ですむことが多いそうです。ただし、別途塗装料金が実費でかかることを忘れてはいけません。特殊な色を用いたバイクタンクだと、塗装でも高額な料金を取られることがあるので注意してください。
パテ埋め込み修理の注意点としては、タンク内の搭載容量が少し減ってしまうという事が挙げられます。やはりヘコんでしまった部分をそのままにして、埋め込むのでこの点は覚悟しなくてはいけませんね。
板金による修復
板金による修復は、最も高額で30000円以上の費用負担を覚悟しなくてはいけません。大きさによって費用も変わってきますが、利点としてはパテやデントで修復できないような大きな物まで修理できるという点。どうしようもない大きな傷は、板金作業を依頼するしかないでしょう。
デントリペア
ハンドルやヘルメットをぶつけたことによる小さなヘコみは、デントリペア出直すことが多いです。費用としては大体10000円ほど。デントリペア自体が小さなヘコみを直すための技術なので、そこまで高額な費用負担にはならないようですね。
パーツ交換
パーツ交換になれば、まずバイクタンクの実費がかかってきます。中古・新品と値段が様々ですが、ご自身の気に入るものを購入するか純正品を手配してみてください。その他に、工賃として30000円?以上の費用がかかるでしょう。工賃は、場所によって大きな差がありますので各店舗に電話して尋ねてみてください。
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まとめ
バイクタンクのヘコみに関しては、他の部位に比べるとそこまで高い費用がかからないようですね。事故やアクシデントで破損しやすい部分ですので、異常を発見したときには速やかに修理依頼しておくと良いでしょう。ヘコみやキズをそのまま放置してしまうと、パーツ全体の劣化につながります。思わぬ事故を起こしかねませんので、バイクタンクに限らず故障はなるべく早い対策を取ってくださいね。
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