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模型玩具の中でも、モーターやアンプを搭載して精密な作りになっている「ラジコン」。自分でのカスタマイズに喜びを覚える方も多いことでしょう。
ラジコン初心者がぶつかる壁として多くあげられるのが、“故障時の修理”だと思います。ちょっとした故障であれば自分で直すのがラジコンの世界ではありますが、はじめたばかりの人にとってみれば精密機械を自分の手で触るのは些か抵抗があるものでしょう。そんな初心者の方に向けて、ここではラジコンが故障したときの対策方法を症状別で紹介していきます。何かトラブルが起きた際の参考にしてみてください。

/ generalantilles
INDEX
トラブルの症状別対策法
ラジコンに発生するトラブルを症状別で、見ていきましょう。ご自身の症状に該当する部分を読み、参考にしてみてください。
ブレーキが効かない
ブレーキの効きが悪い・全く反応しないというトラブルでも、いくつかの原因が考えられます。全くブレーキが効かないとなれば、おそらくアンプに問題があるでしょう。何か大きな衝撃が加わった・配線がショートしてしまったといったことが原因で、アンプが正常に機能しなくなっているためブレーキも使えなくなっているのです。こうなってしまえば、アンプを修理・交換するしかありません。アンプはラジコンのコアともなる部分なので、自分で修理できないのであれば直ぐにメーカー等に修理依頼した方がいいでしょう。また、多少効きが悪い程度ならアンプの設定に問題があるかもしれません。機種によってその設定方法が変わってきますが、ブレーキ周波数等の設定部分でブレーキの力を確認してみてください。
その他、送信機のブレーキ設定に問題がある場合や各種ケーブル等の接触不良・経年劣化によるブレーキ不良も考えられます。アンプ周りから不調部分がないか確認にして、ブレーキに関係するカイロ部分を1つずつ見て原因を探っていきましょう。意外にも、コネクタ部分の清掃やハンダを新しくするだけで解決する可能性もあるようですよ。
速度が遅い
通常のときよりもラジコンのスピードが遅い、トップスピードにならないといったトラブルの際も、アンプの故障は疑うべき原因の1つです。ラジコンの各部分にパワーを供給しているアンプが壊れてしまえば、速度が出ない・動かないといった症状が出ても何らおかしくはありません。おそらく他の問題も併発していることでしょう。また、アンプの設定不良・送信機側の設定によってもスピードが遅いという症状が出ることがあるのです。
いくつかのラジコンには、“スロットルハイポイント”と呼ばれる、パワー全開の状態を調節する機能がついているものがあります。この設定を間違った方法で行っていると、本来その機体が持っているはずのパワーを上手く活かすことが出来ないのです。自分の持っているラジコンにこれらの機能がついているのであれば、調整を行うことでスピードの問題は解決するかもしれませんね。
その他考えられる原因は、バッテリーやモーターの不具合・劣化です。これらのパーツは永遠に使えるものではありません。長い間使うことで、消耗していきパワーも徐々に落ちていくのです。出力の強さを確認してみて、弱いようなら交換を検討しましょう。バッテリー・モーターを交換するだけで、急に速度が増したというのはよくある話のようですよ。
その他、接触不良やハンダの劣化・コネクタの劣化汚れも原因となりうるので、1つづつ検証してみてください。
アンプの電源に関するトラブル
アンプの電源が入らない時、まず最初に疑うべきなのはバッテリーの問題です。バッテリーの電圧が低い(充電が不十分)か、消耗や破損しているため正常に電力が伝わっていない可能性があります。バッテリーの充電や交換を試してみてください。バッテリーはその他のトラブルにも直結してくる問題ですので、スペアを常に保持しているといいでしょう。ラジコンレースや遠出でのプレイw楽しむ際は、最低でも1セットバッテリーの予備を持っていくといいですよ。
その他に、バッテリーケーブルのコネクタが接触不良を起こしている可能性もあります。コネクタの金属部分に接点復活剤を使うなどして、キレイにクリーニングを行うかコネクタ自体を交換してしまってもいいでしょう。また、スイッチが破損しているようであればスイッチ部分を交換するかアンプ全体を交換してください。
走行中の急な停止
ラジコンを操作している時、急な走行停止に落ちるようなトラブルに見舞われた場合は、電池のバッテリー切れから原因を考えていきましょう。バッテリーに問題があるのなら、交換を行なうことで直ぐに復帰するはずです。
それ以外の主な原因としては、モーターに過度な負荷がかかっている可能性が考えられます。自分のラジコンに搭載されているモーターに対して、使用しているその他の物負荷が大きすぎると、アンプが発熱して停止してしまうのです。時間をおいてアンプの熱が冷めればまた通常どおり走り出しますが、これでは根本的な解決につながりません。ギヤ部分や駆動部分の設定をすべて見直して、アンプに対する負担が限界値を超えないようにセッティングしましょう。
その他、送信機や受信機の故障でストップしてしまう可能性もあります。アンテナ部分を見直すなどして、原因を探ってみて自分で修理が難しいと思えばメーカーや修理店に依頼してみると良いでしょう。
多くの故障原因に当てはまること
各種トラブルの原因と対策を見てきましたが、どの項目にも当てはまることが多数あります。故障時の対応として、“ここをまずチェックするべき”というポイントをまとめて紹介しましょう。
アンプが故障すると多くの部分に影響を及ぼす
上記を見ていくと分かるように、アンプが何らかの問題を抱えているとラジコン各所に不具合を起こします。コネクタ部分の清掃は自分で簡単にメンテナンスできる部分ですので、応急処置としてまずはコネクタ部分の状態を見直してみてください。
ただ、アンプの故障は激しい衝突やクラッシュなどで内部の配線が切れる(ショートする)といった原因がほとんどです。そうなってしまうと、修理交換する以外には手立てがありません。修理依頼した場合、パーツ代も含めて10000円以上の費用負担があることを覚悟しておいたほうが良いかもしれませんね。
バッテリーは予備を常に用意
また、バッテリーは簡単に交換できる部分ですがラジコンの動作に影響を与える重要な部分です。走行が停止してしまったなどのトラブル時には、新しいバッテリーに交換することで解決を図ってみてください。そのためにも、予備のバッテリーは最低でも1セットは用意しておくと良いですよ。
それでも動かない場合は、他の箇所に原因があるので無理に作動させようとはせず電源を落とした状態にしましょう。
自分で対処できなかったら依頼する
自分であれこれ対処してみて、上手く作動しないのなら早い段階でメーカーに修理依頼を出したほうが良いかもしれません。関係ない部分まで自分で改造して“メーカー修理対応不可”と判定された場合は、一般のラジコンショプなどで修理してもらう以外方法がなくなってしまいます。該当部分の判別がつかないような場合でも、早い段階でプロの手に修理を委ねると良いでしょう。
まとめ
ラジコンに起こる様々なトラブルの対処法や、原因について紹介してきました。基本的には“D.I.Y”がラジコンの醍醐味。カスタマイズや修理はどうしても自分でやりたいという方もいるでしょう。しかし、それでラジコンをダメにしてしまえば元も子もありません。自分での対応が難しいと思った場合は、各種メーカーやラジコンショップに助けを求めることも必要かもしれませんね。

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