ロードバイクのアルミフレームが破損したときの修理費用は?相場をまとめてみた

ロードバイクのアルミフレームが破損したときの修理費用は?相場をまとめてみた

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ロードバイクを乗りこなすうえで、フレームは欠かせないパーツの一つです。特にアルミフレームは他のフレームと比べてリーズナブルで丈夫なため、ハイパフォーマンスの素材として人気があります。初心者の方でアルミフレームを利用している方も多いのではないでしょうか。

今回はロードバイクのアルミフレームがクラックしてしまったときの修理費用相場をまとめたので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。

アルミフレームってなに?

アルミフレームってなに?

まずはアルミフレームの特徴や強度について紹介します。

アルミフレームの特徴

アルミフレームはカーボンフレームやクロモリフレームに比べて重量があり、丈夫なことが特徴です。また、材料がアルミなので錆びにくく、値段も他のフレームに比べるとリーズナブルです。そのため、家庭用の自転車のフレームの多くはアルミが使われています。

ただし、アルミフレームは地面からの衝撃を吸収する素材ではないため、体への負担が大きく、カーボンフレームに比べて乗っていると疲れやすいとされています。

アルミフレームの寿命はどのくらい?

アルミフレームは他のフレームに比べて丈夫なことが特徴として挙げられました。それは、メンテナンス頻度を極限まで少なくし、そのうえ壊れにくく作られている家庭用の自転車に使われていることからもわかります。

しかし、ロードバイクのフレームに使用するとなると、重量も軽くなり形も細くなるので、どうしても家庭用の自転車に比べると寿命は短くなります。

更にロードバイクとなると、家庭用の自転車に比べて走行距離も長くなるため、劣化の進行も早くなる傾向にあります。そのため、一般的なロードバイクに使われるアルミフレームの寿命は4年程度とされています。

アルミフレームの買い替え時期はいつ?

アルミフレームはロードバイクのなかでも欠かすことのできないパーツですが、どのくらいの頻度で買い替えるのかが大切です。

もちろん寿命が来たら買い替えるべきですが、普段の手入れやフレームにかかる負荷によって買い替え時期は異なります。

いくら安価なアルミフレームとはいえ、買い替えの費用はそれなりにかかるので、できるだけ長く使いたいと思うでしょう。しかし、寿命ギリギリまで乗ると走行中にクラックしてしまったり、フレーム自体が折れるアクシデントも発生しかねないので、フレームの寿命が来る前に買い替えを行いましょう。

アルミフレームの修理費用の相場

アルミフレームの修理費用の相場

次に、アルミフレームが破損してしまったときの修理費用の相場を紹介します。アルミフレームが破損していてお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

アルミフレームは修理できない?

・溶接費:工賃10,000円程度(塗装代・別途)

一般的に、アルミフレームは破損してしまったら修理が不可能とされており、フレームごと交換することが推奨されています。その理由は、アルミフレームを修理する際の溶接にあるようです。

アルミフレームの溶接は、溶接した箇所の強度は増しますが、溶接した箇所の周辺は熱により弱く、壊れやすくなってしまいます。すると他の場所も溶接する必要が出てくるため、結果として接合するよりもフレーム自体を変えた方が金銭的にも品質的にも良いということなのです。

フレームが壊れたら交換するのがベスト

・フレーム交換:10,000~15,000円程度(工賃のみ)

アルミフレームには「6000系」「7000系」の2種類あります。これらの大きな違いは材料にあります。

6000系は「アルミ+マグネシウム+ケイ素」で作られています。強度は7000系より劣りますが価格もリーズナブルで、耐久性、強度、加工性のバランスが取れている種類です。有名なもので6061、6063が挙げられます。

7000系は「アルミ+マグネシウム+亜鉛」で作られています。7000系はレース向けに作られているものが多いため、強度も高く軽量なことが特徴です。ただし、加工する際に手間がかかるため、6000系よりも価格は高くなります。高級なものになると高値であるカーボンフレームよりも値が高くなります。代表的なもので7003、7075が挙げられます。

アルミフレームのなかでも色々なモデルがあるので、お好みのフレームを探してみてはいかがでしょうか。

アルミフレームの修理を対応している業者

アルミフレームの修理を対応している業者

以下で紹介する修理業者は、アルミフレームの溶接、交換に対応しているショップです。ロードバイクに乗っていて「様子がいつもと違う」と思ったら気軽に相談してみましょう。

Y’s Road

https://ysroad.co.jp/support/tech/repair/

Y’s Roadは日本最大級のスポーツバイク専門店です。

こちらは他社で購入したロードバイクであっても修理を受け付けてくれますが、新品フレームの組み立てには対応していません。予約修理サービスがあるので、時間に自由が効かない方でも安心して修理を任せることができるでしょう。

溶接屋.com

https://www.yousetuya.com/contents/bicycle.html

溶接屋.comは、自転車関係の溶接から車、ゴルフ用品から釣り具の溶接まで幅広く行っている金属専門業者です。

こちらは福井県にありますが、県外からの来店も空港や駅からの送迎があるので、依頼しやすいのではないでしょうか。

サイクルフジオカ

https://www.cyclefujioka.com/repair/

サイクルフジオカは大阪府の豊中市にあるサイクルショップです。

こちらは、「直せない自転車はない!」というくらい、どのバイクでも修理に対応してくれます。もちろん他社で購入したロードバイクでも修理してくれるので、他の修理屋さんで断られて諦めていた方はこちらなら対応してくれるかもしれません。

アルミフレームを長く使うためのポイント

アルミフレームを長く使うためのポイント

ロードバイクのアルミフレームを修理に出すと、なかなか費用がかかるものです。交換となるとかなりの出費になるので、できるだけ費用をおさえて長く使いたいものですよね。次はアルミフレームを長持ちさせるポイントを紹介します。

日差し、雨に注意

アルミフレームは錆びにくいといわれていますが、それでもやはり紫外線や雨に長い間さらされていると錆びてしまう恐れがあります。そのためロードバイクは屋内で保管するか、屋外に置く場合は自転車カバーを使ってバイクを守りましょう。もし水分がついてしまったら、すぐに乾いた布でふき取るようにしてください。

また、ロードバイクは基本的にどのパーツも鉄でできています。フレームだけでなく、他のパーツまで錆びてしまうと走行に影響してしまうので、安全に運転するためにも水分からバイクを守ることは大切です。

こまめなメンテナンスを行う

ロードバイクにメンテナンスは欠かせないものですが、フレームも手を抜かずしっかり手入れをしてあげましょう。

晴れた日に軽く走行したあとは、アルミホイール専用のポリッシュで拭く程度で構いません。雨や風の強い日に走行した場合は、泥や砂、ホコリがいつもより多くついています。しっかり汚れを落としたいときは泡切れが良い車用の洗剤で洗いましょう。台所用の中性洗剤を薄めたものでも代用できます。隅々まで水で泡を落とした後、水気を取った雑巾でキレイに水分を拭きとってください。

まとめ

今回は、ロードバイクのアルミフレームが破損したときの修理費用の相場を紹介しました。

アルミフレームは頑丈でリーズナブルですが、修理をすることはなかなか難しく、ほとんどがフレーム自体の交換となってしまうでしょう。

また、フレームを長持ちさせるには日頃のメンテナンスが欠かせません。少しでも長く使うために、日頃からフレームのチェックは念入りに行い、破損していると感じたら早めに修理に出すようにしましょう。見た目は軽度の破損でも、思わぬケガに繋がりかねないので注意してください。

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