ロードバイクのカーボンフレームがクラックしたときの修理費用相場まとめ

ロードバイクのカーボンフレームがクラックしたときの修理費用相場まとめ

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ロードバイクを選ぶうえで、フレーム選びはとても重要です。どのフレームを選ぶかによって、走行のスピードや品質の持ちが大きく変わってきます。

今回は、フレームのなかでも「カーボンフレーム」がクラックしてしまったときの修理費用相場をまとめたので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。

カーボンフレームってなに?

カーボンフレームってなに?

まずはカーボンフレームの特徴や構造について紹介します。

アルミやクロモリよりも重量が軽い

カーボンフレームは、アルミフレームやクロモリフレームよりも重量が非常に軽いことが一番の特徴といえるでしょう。

カーボンフレームの作りは、炭素繊維強化プラスチックと炭素でできた繊維をエポキシ樹脂などで固めたものでできています。非金属でできているため、重量を抑えることができるのです。その一方で、価格も他のフレームに比べ割高となります。

カーボンフレームは脆い?

カーボンの特性として、フレームを作る際にあらかじめ想定された方向からの負荷には強く作られていますが、予期せぬ方向からの負荷には弱く、すぐにクラックしてしまいます。

たとえば人間の体重分、路面からの反発力、クランクを回すことでのフレームのねじれなど、ある程度の負荷を想定して作られているため強度は高めです。

しかし、バイク同士の接触や事故が起きた際に予期せぬ方向から強い負荷がかかると、あっけなくクラックしてしまいます。

扱い次第ではすぐに劣化してしまうことも

カーボンフレームは繊細な素材でできているため、日頃から扱いに注意しなければなりません。

カーボンは水や紫外線に弱いため、接合部の樹脂が劣化してしまうことがあります。劣化してしまうと、少しの衝撃でフレームが折れやすくなる可能性も高まります。

カーボンフレームの寿命は5~6年とされていますが、カーボンフレームをより長く保つためには室内で保管することをおすすめします。

クラックしたままにすると思わぬケガをすることも

カーボンフレームがクラックしたときに、素人目ではどの程度の損傷が起こっているのかわかりにくいものです。

外部のみに傷がついていると思っていても、実際はフレーム内部にまでクラックしていたということもあります。それがフレームの内部まで破損していたとなると剛性が大きく落ちます。

剛性が落ちるばかりでなく、ひどい場合だと破断してしまうこともあります。破断した部分はナイフのように尖っている状態になっていますので、思わぬ怪我にも繋がりかねません。そのためフレームがクラックしたときは早めに修理を依頼しましょう。

カーボンフレームの修理費用相場

カーボンフレームの修理費用相場

次に、カーボンフレームがクラックしてしまったときの修理費用の相場を紹介します。クラックしていてお困りの方は、以下の相場を参考に修理を検討してみてください。

修理費用はおおよそ18,000円前後

  • カーボンフレームクラック修理費用:18,000円程度
  • カーボンフレーム交換:150,000~200.000円程度

カーボンフレームがクラックしたときの修理費用は、おおよそ18,000円前後です。しかし、故障の状態によって修理の手間が変わってくるので、その分費用も上下するようです。

メーカーの保証が利くと費用も多少抑えることは可能ですが、外からのダメージや異物を巻き込んで折れてしまうと保証対象外になることも少なくないようです。

また、フレームを丸ごと交換するともなるとかなり高額な費用がかかってしまうでしょう。もちろんフレームの種類によって価格は大きく変動しますが、だいたい150,000~200,000円程度はかかるといえます。

カーボンフレームの損傷診断がある

上記でフレーム内部までクラックをしていても、素人目ではなかなか判断がつきにくいことを紹介しました。そんな方のために「デジタル超音波探傷機による損傷診断 」というサービスがあります。

これは超音波を利用してフレーム内部の損傷具合を調べるものです。損傷の具合だけでなくカーボンの厚さも測定できるため、あらかじめ薄い箇所には補強することもできます。

具体的な数値も測ることができるので、カーボンの損傷が気になる方は一度試してみるといいでしょう。料金は1カ所(10x10cm以内)3,000円ほどで、クラックしている箇所が増えるごとに料金が加算されます。

クラックしないための予防策

クラックしないための予防策

カーボンフレームはクラックしやすいことが挙げられましたが、クラックをしないようにする予防策はどのようなものがあるでしょうか。

保管場所に注意

場合によって、カーボンフレームは壊れやすいとされていますが、カーボンフレーム自体が経年劣化をするというのはあまり考えにくいです。しかし、フレームに施されている塗装が劣化によって剥がれてしまうと、なかの接着剤や樹脂の劣化が一気に進むと考えられます。

このようなことが起きないように、ロードバイクの保管場所に注意しましょう。カーボンフレームは紫外線や水に弱いので、室内での保管をおすすめします。

立てかけずに保管する

また、ロードバイクを壁に立てかけると、風や何かにぶつかって倒れることがあります。

倒れた際に当たり所が悪いとカーボンフレームがクラックしてしまう原因にもなるので、ロードバイクは立てかけずに安定したところで保管するようにしましょう。

カーボンフレームがクラックしたときに対応してくれる修理業者

カーボンフレームがクラックしたときに対応してくれる修理業者

次にカーボンフレームの修理業者を紹介します。フレームがクラックしていてお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

Carbon Dry Japan

https://www.carbondryjapan.com/repair.html

Carbon Dry Japanは上記でも紹介した「デジタル超音波探傷機による損傷診断 」を行ってくれます。カーボンフレームの擦り傷、割れ、欠けに対応してくれる業者です。

カーボンフレームを修復してくれるだけでなく補強も行ってくれるので、強度に不安がある方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

CYCLECUBE

https://www.cyclecube.com/?page_id=23048

CYCLECUBEは、武蔵小杉にあるスポーツバイクショップです。上記で紹介した「Carbon Dry Japan」の特約店で、「デジタル超音波探傷機による損傷診断 」も受けることができます。

サイクルフジオカ

https://www.cyclefujioka.com/repair/

サイクルフジオカは大阪府豊中市にある電動自転車、ロードバイク、家庭用自転車の修理・販売を行っている業者です。

創業36年の地元の人々に愛されているサイクルフジオカでは、他店で購入したロードバイクでも対応してくれます。リーズナブルな値段で対応してくれるので、他店での修理をあきらめた方も一度こちらに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、ロードバイクのカーボンフレームがクラックしたときの修理費用相場を紹介しました。カーボンフレームは繊細な素材でできており、他のフレームに比べて値段も高価です。

カーボンフレームをクラックさせないためには、日頃の管理状態や定期的な点検が欠かせません。そして、できるだけ紫外線や雨を浴びないように、屋内の安定したところで保管するようにしましょう。

また、ロードバイクを安全に運転するために、少しでもフレームに違和感を感じたら早めに修理に出すようにしてください。フレームが壊れると転倒や事故の原因になってしまうため、早めの対処がとても重要ですよ。

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