
ロードバイクを利用するうえで、メンテナンスは欠かせない重要なものです。きちんとしたメンテナンスをすれば、大事なバイクもより長く、よりキレイに保つことができます。
しかし、メンテナンスを怠ると、思わぬケガや故障に繋がってしまいます。そんななかで、メンテナンスをどれくらいの頻度で行えば良いのか分からないという方も多いと思います。
今回はロードバイクのメンテナンス頻度を紹介するので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。
INDEX
ロードバイクのメンテナンス頻度

ロードバイクの構造はデリケートなものなので、日頃の状態チェックは欠かせません。メンテナンスを怠ると動きが悪くなるだけでなく、運転をするときの安全の面にも問題が出てきます。
安全にロードバイクに乗るためにも、完璧な状態を保ちたいですよね。まずはパーツ別のメンテナンス頻度を紹介するので参考にしてみてください。
タイヤのメンテナンス頻度
タイヤは運転する際に地面に接する部分なので、どうしても劣化が出やすい箇所です。家庭用自転車ならばタイヤを押して空気の減り具合をチェックすることができますが、ロードバイクは家庭用自転車よりもさらに高圧で空気を入れなければならないので、少しでも空気が抜けていると運転しにくいと感じるでしょう。
そのため、ロードバイクに乗っていなくても週に1度は空気を入れるようにしましょう。2~3週間空気を入れていないだけでも、ペダルは重く感じます。ペダルが重いと感じる人は、まず空気を入れてみるとよいでしょう。
また、タイヤの空気が抜けたまま走行するとパンクの原因にもなります。パンクしてしまうとタイヤを交換しなければならないので、思わぬ出費に繋がりかねません。そうならないためにも、空気入れは走行前に必ず行うようにしましょう。
フレームのメンテナンス頻度
フレームはロードバイクの見た目を左右するものなので、常にキレイにしておきたいものです。しかし、ロードバイクは屋外で使用するためどうしてもホコリや砂がフレームに付着してしまいます。さらに屋外にロードバイクを保管していると気付かぬうちに汚れが付着していることもあるので、なるべくマメにキレイにしておくとよいでしょう。
たとえ見た目がキレイであっても、拭くと案外汚れがついているものです。走った後は必ず乾いた布か、専用のシートでふき取りましょう。特に風の強い日や雨の日に走行したときは、錆びさせないためにも汚れを必ず拭くようにしましょう。
チェーンのメンテナンス頻度
チェーンのメンテナンスは、乗る頻度や走行距離によって人それぞれ変わってくるでしょう。
一般的に乗っている人ならば1か月に1度の洗浄、あまり走行しない人だと3か月に1度程度、頻繁に乗る人なら半月に1度など、自分に合った頻度でメンテナンスをしましょう。距離でいうと、大体300~400km程度走ったら洗浄する目安と言われています。
特に海沿いや雨風の強い日に走行したときは汚れが付きやすいので、走った後に必ず綺麗にするようにしてください。チェーンが黒くなっていたり汚れが目に見えるようになったらすぐに洗浄するようにしましょう。何回か洗浄をしていると自分のメンテナンス頻度が掴めてくると思うので、自己流のタイミングを見極めてみてください。
また、チェーンメンテナンスには注油が欠かせません。注油はオイル切れをしてチェーンから音が鳴る前に行うのがベストなタイミングです。チェーンのメンテナンスを怠ると走りが重く感じてしまうので、快適に走行するには定期的にケアしておきましょう。
ブレーキのメンテナンス頻度
ブレーキは私たちの命を守る大切なパーツです。効きのチェックは必ず走行前に行ってください。また、ブレーキに違和感がなくてもブレーキシューの点検も怠らないでください。
ブレーキシューには交換の目安となる溝があります。溝がなくなりそうな時が交換の合図なので、日頃からよく点検しておきましょう。そして少しでもブレーキの効きが悪いと感じたら早めに修理に出すか、メンテナンスを行うようにしてください。
メンテナンスのやり方

上記ではロードバイクの各部分のメンテナンス頻度を紹介しましたが、実際に自分でメンテナンスをやってみたいという方にそのやり方を紹介します。
特にタイヤとチェーンのメンテナンスは日頃から乗っている方にとっては欠かせないものなので、この2つはマスターしておきたいものです。
タイヤのメンテナンス
ロードバイクのタイヤは家庭用自転車のタイヤとは種類が異なります。そのため、空気入れも家庭用自転車の空気入れを使用するのではなく、ロードバイク専用のものを必ず使いましょう。
また、ロードバイクのタイヤは種類によって空気圧も異なるので注意してください。空気圧の数値はタイヤの側面に記載されているので、空気入れのメーターと一緒に確認しながら空気を入れていきましょう。
チェーンのメンテナンス
チェーンのメンテナンスの順序は、基本的に「チェーン洗浄→注油」の流れとなります。
チェーンに汚れが付着したまま注油を行うと、油と砂が混じりチェーンが黒くなってしまったり、砂がパーツにこすれて削れてしまい傷んでしまう原因になります。チェーンのメンテナンスを行う際には、必ず洗浄も行うようにしょう。
もしくはチェーン専用の洗浄キットが販売されているので、そちらのやり方に従ってメンテナンスを行いましょう。洗浄キットを買う予算がないという方でも家庭用の洗濯洗剤を代用すると、ある程度の汚れならば落とすことができます。
ロードバイクの修理業者5選

ロードバイクのメンテナンスは、ある程度までならばセルフで行うことも可能ですが、あまりにも手入れをしていないバイクや、傷みが激しいバイクは修理業者にメンテナンスを依頼することをおすすめします。
次に紹介する業者は、ロードバイクのメンテナンスを行っているところです。業者にメンテナンスを依頼したい方はぜひ参考にしてみてください。
Pedalist
ペダリストは神奈川県横浜市にあるロードバイクの業者です。こちらは、ロードバイクの販売、メンテナンスからトレーニングまでサポートしてくれます。
試乗会も開催しているので、新しくロードバイクの購入を検討している方は一度問い合わせてみましょう。
BIKE PLUS
https://www.bike-plus.com/mechanical-service-4359.html
バイクプラスは、こちらで購入したロードバイクでなくても修理を行ってくれます。他店で断られたロードバイクも、こちらでなら対応をしてくれる可能性が高いでしょう。
バイクプラスで購入したロードバイクなら、生涯無料で点検を行ってくれます。
Y’s Road
https://ysroad.co.jp/support/tech/repair/
Y’s Roadは、東京都と埼玉県に展開している自転車業者です。予約修理ができるので、時間に融通が効かない方でも待ち時間なく修理することができます。
ホームページにロードバイクのパーツごとの修理費用が載っているので、修理を検討している方は一度参考にしてみてください。
サイクルベースあさひ
https://www.cb-asahi.co.jp/category/6/
サイクルベースあさひは、全国に店舗を展開している大手自転車メーカーです。
メンテナンスの道具も幅広く揃っているので、自分でメンテナンスに挑戦してみたい方や道具を揃えたい方は一度チェックしてみるとよいでしょう。
スポーツ自転車専門店bike room sin
スポーツ自転車専門店bike room sinは、神奈川県川崎市にある自転車ショップです。
こちらはセルフメンテナンス講習会も行っているので、プロの技を直接学ぶことができます。興味のある方は一度問い合わせてみましょう。
まとめ
今回は、ロードバイクのメンテナンスについて紹介しました。
ロードバイクを長くキレイに安全に使う上で、日頃のメンテナンスは欠かせません。特にタイヤやチェーンは自分でメンテナンスをされる方も多いので、チャレンジしたことのない方はぜひ試してみてください。
また、詳しいメンテナンス方法は動画サイトに掲載されているので、参考にすると始めやすいかと思います。セルフメンテナンスを行って、今までよりもさらに楽しいロードバイクライフを送ってください。

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