パソコン修理ビジネスは儲かる?将来性や個人で副業するリスクも

パソコン修理ビジネスは儲かる?将来性や個人で副業するリスクも

副業でパソコン修理を始めてみようかと考えている方もいるでしょう。

この記事では、パソコン修理ビジネスの現状と将来性や、副業で儲かるのかについて解説していきます。

パソコン修理ビジネスとは?

そもそも、パソコン修理ビジネスには2つの種類があります。

1つ目はその名の通り、顧客のパソコンを修理して利益を挙げていくビジネスです。

例えば、起動不良の修理、液晶の修理、冷却ファンの修理、ウィルス駆除、キーボードの修理などがあります。

パソコン修理は專門的な技術が必要にはなりますが、基本的には付け替えなどで故障を直せることもあるため、手軽にビジネスを始められるモノとして関心度が高いのです。

2つ目は、パソコンのジャンク品を修理し再度販売する方法です。実際、フリマサイト・アプリでも修理したパソコンが販売されていますよ。

ジャンク品自体も手に入れやすい環境になってきているため、修理の技術さえあればすぐに始められますよ。

パソコン修理ビジネスの現状

次に、パソコン修理における現状を紹介します。他の商材や海外のトレンドも併せて解説するので、参考にしてくださいね。

パソコンの出荷台数が減少傾向

電子情報技術産業協会(JEITA)によると、2023年の国内におけるパソコン出荷実績が、2007年以降過去最低の数値となりました。

一方で総務省の調査によると、パソコンの世帯保有率も年々減少傾向にあります。固定電話の世帯保有数と同様に推移しており、スマートフォンによる影響が多いといえそうです。

パソコンを修理する機会の減少は避けられないでしょう。ただし、保有世帯の高齢化やパソコンの高品質化に伴い、修理単価が上昇する可能性もありそうです。

出典:JEITA総務省

個人で使えるサービスの増加

修理したジャンク品を再販するビジネスに活用できるサービスが増えており、始めるハードルは下がっているといえるでしょう。

代表的な事例として、メルカリやPayPayフリマといった、フリーマーケットアプリの成長が挙げられます。

個人間で売買が盛んになっており環境も整えられてきているため、ノウハウがなくてもすぐにビジネスを始められますよ。

悪徳業者の取り締まり強化

修理関連のサービスにおいて、悪徳業者に対する規制は年々厳しくなってきています。

パソコンにおいても同様です。実際、東京都でもパソコン修理業者に対する業務停止命令が下された事例が存在します。

また、Web広告の規制も強まっており、パソコン問わず修理に関するリスティング広告は出しづらい状況になっておりますよ。

誇大広告・優良誤認に対する規制も強まっており、Webでの集客にはより対策が必要です。

出典:東京都

修理する権利の動きが活発化

日本ではあまり進んでいませんが、欧州やアメリカでは「修理する権利」の動きが活発化しています。

修理する権利とは、「消費者が購入した商品を自分で修理する・修理業者を選ぶ権利を持つべき」という内容です。

活発化している背景として、支持者とメーカーの主張をまとめました。

支持者
  • 割高な修理費用を請求される
  • 買い替えを促進し廃棄量を増やしている
  • 修理業者のビジネスチャンスが広がる
メーカー
  • 知的財産権の侵害
  • データ漏洩やデータセキュリティにおけるリスクが高まる
  • ユーザーの安全性が損なわれる

日本の場合は法改正が必要となるため、すぐに動く可能性は低いです。とはいえ、世界的な流れに影響され日本でも修理する権利が広まっていくのではないでしょうか。

Macの正規修理店が減少

Macを販売するAppleでは、Apple Store以外に正規修理できる業者として、「正規サービスプロバイダ」というものを定めています。

ビックカメラ・カメラのキタムラ・クイックガレージが当てはまりますが、修理受付対応している店舗が減少傾向にありますよ。

今後も減少が進むのであれば、非正規修理の業者にとっては集客を増やす絶好の機会といえそうです。

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パソコン修理ビジネスの将来性

インドのコンサルティング企業「Business Research Insights」の市場調査レポートでは、コンピュータ修理店ソフトウェア市場は312億7493万ドル(2021年)から915億7864万ドル(2032年)に達すると予測されています。

機能・ソフトウェアの技術進歩やリモートワークの増加が要因としてあげられていますよ。

出典:Business Research Insights

また、「修理する権利への動きは活発ではない」「フリーマーケットアプリの成長」といった日本特有の状況も踏まえると、直近におけるパソコン修理ビジネスの将来は明るいといえるかもしれません。

パソコン修理の副業は難しい?

ここまで、パソコン修理における現状と将来性について紹介してきました。市場としてはニーズも高いものの、そもそも副業でできるものなのでしょうか?

副業するにあたり、一番の課題は修理の技術といえます。

修理を請け負うにせよ、修理したパソコンを再販するにせよ、修理したパソコンがしっかり機能しなければ意味がありません。

パソコン修理について学べる場所は限定的だと思われがちですが、最近では修理について学べる機会も増えています。

例えば「iFixit」は、機種ごとの修理・分解方法をわかりやすく紹介しています。

「修理する権利」の活発化に伴いこのようなサイトも増えているため、技術さえ身に付けられれば副業は比較的簡単に行える環境といえるでしょう。

修理店にフランチャイズ加盟するのも手

「パソコン修理の技術が不安」「一から運営していくのが大変」という場合は、フランチャイズ加盟も1つの手です。

パソコン修理業者の中でも、フランチャイズ加盟を募集している業者は多くいます。募集している企業例は以下の通り。

修理ノウハウだけでなく、幅広いサポートが受けられるのはメリットです。一方で、ロイヤリティの支払いや自由度の低下といったデメリットも挙げられます。

メリット・デメリット ブランド力があるため集客しやすい
修理技術以外にもサポートを受けられる
×ロイヤリティを支払う必要がある
×自由度が低下する

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まとめ

この記事では、パソコン修理ビジネスの現状・将来性から、副業で儲かるのかについて解説してきました。

さまざまな変化があるものの、パソコン修理ビジネスの将来性は明るいといえそうです。ただし、より質が求められるため、一定の修理技術は必要とされます。

本格的にパソコン修理ビジネスを始めるのではあれば、フランチャイズ加盟や最安修理ドットコムの掲載も検討してみてくださいね。

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