セイコーの腕時計の修理・オーバーホール費用は？持ち込み可能なオススメ業者も

確かな技術と匠の技によって生み出される「セイコー（SEIKO）」の腕時計でも、毎日使い続けるうちに不具合や故障が起き、修理が必要になります。

保証期間内ならメーカーへの依頼がおすすめですが、保証期間外の場合はほかの時計修理店に依頼した方がお得な場合があります。

今回は、セイコーのブランド別修理費用一覧や、修理の依頼先について解説します。

セイコーのブランド別修理費用一覧

まずは、セイコーのブランド別の修理費用を紹介します。

セイコーのブランドは大きく分けると「グランドセイコー」「クレドール」「セイコー」の3つに分かれます。

「アストロン」「プロスペックス」「プレサージュ」「ルキア」は「セイコー」の項目を参考にしてください。

セイコーの腕時計の修理期間は、どれも修理品到着から約2～4週間が目安となります。

腕時計の修理箇所ごとの料金の相場についてまとめた記事があるので、故障箇所だけの修理を検討している方は参考にしてください。

グランドセイコーの修理費用一覧

グランドセイコーの修理費用一覧です。

グランドセイコーは「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」という志のもと、誕生した、セイコーの中でも最高級の位置付けにあるブランドです。

コンプリートサービス （オーバーホール+ライトポリッシュ）
クオーツ	41,000円～
メカニカル	55,000円～
スプリングドライブ	61,000円～

外装・バンド修理
外装修理 （ガラス・りゅうず交換等）	9,900円～
バンド修理	6,000円～
バンド交換	3,300円～

電池交換
10気圧防水	6,600円
非防水 3気圧防水 5気圧防水	5,500円

クレドールの修理費用一覧

クレドールの修理費用一覧です。

フランス語で「黄金の頂き」の意味を持つクレドールは、美意識を追求したデザイン性の優れたドレスウォッチです。

内装修理 オーバーホール
クオーツ	33,000円～
メカニカル	44,000円～
スプリングドライブ	51,000円～
ハイジュエリーウオッチ	132,000円～

外装・バンド修理
外装修理 （ガラス・りゅうず交換等）	9,900円～
バンド修理	6,000円～
バンド交換	3,300円～

電池交換
10気圧防水	6,600円
非防水 3気圧防水 5気圧防水	5,500円

セイコーの修理費用一覧

世界初のGPSソーラーウォッチとして誕生し高い実用性を誇る「アストロン」や、アウトドア特化のスポーツウォッチブランドの「プロスペックス」などを要するセイコーの修理費用は下記の通りです。

内装修理 オーバーホール
クオーツ ソーラー 電波	5,800円～
メカニカル	6,600円～

外装・バンド修理
外装修理 （ガラス・りゅうず交換等）	3,500円～
バンド修理	3,300円～
バンド交換	2,200円～

電池交換
空気潜水用防水 飽和潜水用防水 （100m以上表示）	6,050円
10気圧防水以上	3,850円
非防水 3気圧防水 5気圧防水	2,750円

セイコーに正規修理する方法は？

セイコーでは、公式サイトから「オンライン修理受付」を受け付けています。

依頼前におおよその見積りを確認できるので、気になる方は利用してみましょう。

依頼の手順は以下の通りです。

「セイコーウオッチお客様相談室窓口」では、腕時計を持ち込んで直接相談も可能です。

ただし、お客様相談室窓口は東京と大阪の2ヵ所しかありません。また、大阪の窓口は2024年6月28日をもって営業終了するので注意してください。

セイコーの腕時計の保証期間・保証内容

セイコーの腕時計の保証期間は購入日より1年間で、時計本体（ムーブメント・ケース）と金属バンドが保証対象となります。

なお、グランドセイコーとクレドールの保証期間は購入日より5年間です。

また、保証期間内であっても、電池交換・誤った使用によるもの・保証書や保証カードがない場合には有料修理となる場合があるので注意してください。

出典：セイコー

保証期間外の場合は修理店での修理がおすすめ

セイコーの保証期間外・見積りが高い場合は、時計修理店での修理・オーバーホールがおすすめです。

時計修理店には、時計修理の国家資格である時計修理技能士などが在籍しており、技術力はメーカー修理と比べても差はありません。

そして、修理費用はメーカー修理に比べ大幅に安いので、「依頼先は絶対にセイコー公式がいい」という場合以外は時計修理店をおすすめします。

また、全国対応の腕時計のおすすめ修理店・オーバーホール専門店についてまとめた記事もあるので、こちらも参考にしてください。

購入から3～5年経過している場合はオーバーホールを依頼しよう

オーバーホールとは時計内部のムーブメントをパーツ毎に分解し、洗浄・摩耗パーツの交換・注油・調整などを行うメンテナンス方法です。

部品単位まで分解し、外からでは見えない細かい汚れや不具合などを取り除けるため、定期的にオーバーホールを行うことで時計を長持ちさせられます。

オーバーホールの適切な頻度は3～5年といわれています。安価な時計ならば買い替えた方が安上がりですが、愛着がある・高価な時計の場合はオーバーホールを依頼しましょう。

下記の記事では、腕時計のオーバーホール頻度について詳しく記載しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

セイコーの修理・オーバーホールでオススメの業者

時計修理業者によって、技術力の差や料金体系に違いがあります。自分に合った業者を選ぶためにも、公式サイトや相見積りで比較してみましょう。

ここでは、セイコーの修理・オーバーホールでオススメの業者をまとめました。「すぐに依頼したい」「とりあえず見積りを取りたい」という人は参考にしてくださいね。

豊富な実績を持つオーバーホール専門業者「リペスタ」

出典：リペスタ

国家資格である1級時計修理技能資格とキャリアを持つ職人が在籍し、それぞれ得意分野のメーカーの時計を修理してくれるのが「リペスタ」です。

充実した設備環境で、各時計の修理マニュアルにそって修理するので、メーカーと遜色のない高品質なオーバーホールを提供しています。

高い技術力を持ちながらも費用の安さ・納期の速さがリペスタの特徴。見積りが無料なので、気軽に依頼できるのもうれしいポイントです。

　 　 　

費用	15,400円～
保証期間	1年間
納期	30日～
持ち込み 可能店舗	1店舗 （大阪）
住所	大阪府大阪市西区江戸堀2-3-1 AMビル10F

リペスタの口コミ

ここでは、リペスタの口コミを紹介します。

• ネット修理は初めてで不安でしたが、写真で受取り連絡をくださり、そこから信頼にかわり安心して修理をお願いすることができました。きっちり動くようになって戻ってきて、本当にありがとうございました。
• 外観も綺麗になり、新品のような気持ちで本日から稼働しています。本当にありがとうございました。また、機会がありましたらよろしくお願いします。
• ネットでの修理依頼は初めてで不安でしたが、メール連絡もこまめにいただき不安が安心にかわり、届いた時計を見ると信頼にかわりました。本当にありがとうございました。

出典：リペスタ

メーカー修理の最大60％OFF！オーバーホール専門店「CIEN」

出典：Cien

オーバーホールを行う時計技術者・仕上げ（磨き）とそれぞれ専任の修理技術者が在籍するのが「Cien」です。

時計修理に使用する部品は、すべてメーカー純正の部品を使用しています。

高級腕時計の修理・オーバーホールだけを行っている業者なので、オーバーホールにかかる期間は約3週間と短く、安心の1年間品質保証も付いています。

　 　 　

費用	17,600円～
保証期間	1年間
納期	3週間～
持ち込み 可能店舗	2店舗 （東京、大阪）
住所	大阪府大阪市北区豊崎3-10-2I &F梅田205 東京都新宿区西新宿6丁目10-1 新宿オークシティ 日土地西新宿ビル8階

CIENの口コミ

ここでは、CIENの口コミを紹介します。

• とても綺麗に仕上がっていて感動しました。深い傷もかなり目立たなくなり、満足です。二十数年前に結婚の結納返しに妻よりもらった思い出の時計ですが、これでこれからも長く使えます。
• 無事届きました。ありがとうございました。次回のオーバーホールも、お願いしたいと思います。大変満足な仕上がりでした。
• 修理頂いたロレックスを無事受け取り致しました。新品かと思うくらい綺麗に直して頂き、感動しました。本当にありがとうございました。

出典：CIEN

セイコーをお得に修理するには時計修理業者に依頼しよう

今回は、セイコーのブランド別修理費用一覧や、修理の依頼先について解説しました。

大切な時計を長く愛用したい方は、修理のついでにオーバーホールを依頼しましょう。

純正部品にこだわりがない方は、メーカーと技術に遜色のない「リペスタ」や「Cien」への依頼が費用も安く・納期が短いため、おすすめです。

ぜひこの記事を参考に、自分にあったセイコーの腕時計の修理依頼先を見つけてくださいね。

最安修理ドットコムでは、地域や修理箇所からセイコーの腕時計の修理費用を比較できるので、ぜひ参考にしてください。