
フォルクスワーゲン自動車は、美しいフォルムと実用性を兼ね備えていることで高い人気があります。この、実用性が高く日常的に乗る方も多いフォルクスワーゲン自動車も、ずっと新しい車のままではありません。走らせていればいるほど、年数が経てば経つほど経年劣化は進んで行きます。
では、もしフォルクスワーゲン自動車が故障してしまった場合、気になるのは修理費用の相場や保証の情報です。今回は、そんなフォルクスワーゲン自動車の修理費用や保証についてまとめてみました。

Volkswagen / Metaphox
フォルクスワーゲン自動車の点検について
フォルクスワーゲン自動車の点検は、3年目まで無償で受けられます。無償といっても、専用の診断システムを用いて、常にベストな状態で走行できるように管理することができますので、あなたの愛車を守るために、細やかで安心できる点検となっています。
この無償の範囲については、1年目と2年目の法定点検、メーカー指定の点検と部品交換の工賃となっています。つまり、部品の交換が必要な場合は部品代だけの支払いでいいということになります。
また、4年目以降も延長サービスをプラスすることで、2年間延長することができます。つまり、合計すると購入時から5年の間、点検のサービスが受けられますということになります。
延長サービスには、別途料金が必要になりますが、安心して、ベストな状態で乗り続けたい方や、急なトラブルに備えておきたい方は、加入しておくと安心です。
点検項目は、はエンジンルームからインテリア、足回り・外回り、そしてロードテストと、少し時間や手間がかかってしまうかもしれませんが、愛車と快適に過ごすには必要な項目となっています。それに加えて、オイル交換や洗車も実施してもらうことができます。さらに、日々の細かいメンテナンスもディーラーに相談しつつお任せできるシステムとなっています。
参考:自動車の点検をガソリンスタンドでしてもらう方法・費用の目安
フォルクスワーゲン自動車の修理体制
次に、フォルクスワーゲン自動車の修理体制についてご説明します。
まず、故障が発生した場合ですが、ワーゲン社では24時間体制でカスタマーセンターがお問い合わせに対応しています。そのため、急な故障時にも時間を気にせず安心して問い合わせることができます。
万一、故障となってしまった場合であっても、保証期間内であればオーナー様の支払う金額は非常に少なくなっています。また、故障によってレッカーが必要となった場合であっても、保証期間内であれば、そのレッカー代金はワーゲン社に負担してもらえることもありますので、この点についても安心できます。
フォルクスワーゲン自動車の修理費用の相場
保証期間内であれば、修理にほとんど費用がかからないことがわかりました。では、5年以上乗り続けて保証期間が過ぎてしまった車は、どのくらいのメンテ費用が掛かるのでしょうか。
走行距離やその他の条件によって様々なトラブルが発生しますが、今回は、一般的な修理費用について、どの程度の費用がかかるか調べてみました。
オイル交換料金
まず、最も多いオイル交換です。オイル交換は一台で5,000円?12,000円程度かかります。1リットルの場合は1,000円?3,000円くらいで交換してくれるところもあるようです。
キズやへこみ、板金修理料金
次に、ボディの故障である傷やヘコミについてですが、この板金塗装は、その損傷個所によって異なります。それほど大きくない傷であれば、20,000円?50,000円程度で修理することもできますが、傷の大きさによっても大きく異なってきます。特に、ボンネットやドア部分などの目立つ部分や広い範囲の修理、それと細かい部分の修理だと、やはり手を掛けての修理ということになりますので、その他の場所よりも料金が高く設定されていることが多いようです。
タイヤ交換料金
次に、パンク等によるタイヤの交換です。タイヤの交換・調整については1,000円?5,000円ほどとなっています。しかし、ホイールとタイヤが別の場合はもう少し金額が上乗せされます。
参考:【検証】自動車のタイヤはいつ頃交換するべき?かかる費用は?
その他の修理料金
その他には、エアコンやドアロック等の故障も考えられます。エアコンについては、急に作動しなくなるという故障が考えられます。その場合の修理費用は、50,000円?100,000円程度かかります。また、ドアロックがリモコンで開かないケースも考えられます。この場合、リモコンの電池交換だけであれば500円程度で修理できますが、ドアロックを開ける部品が故障している場合は、その交換には70,000円くらいかかってしまいます。
ミラーを自動で開閉する機能が付いている場合で、ミラーが畳めなくなったといったトラブルの場合、片側のみで25,000円~といった修理料金が発生します。
今回ご紹介させていただいた金額は、正規のディーラーではなく、一般的な修理工場に依頼した場合の料金となっています。正規のディーラーに依頼した場合は、ここで紹介した金額以上の見積もりが提示されたという事例もありますので、保証期間が終わっている場合は、ディーラーだけでなく、一般的な修理工場にも見積もりの依頼をされることをおすすめします。
フォルクスワーゲン自動車のメーカー保証
フォルクスワーゲン自動車の保証期間は2年間となっています。この2年間は、自動車部品の保証期間となっています。この他に、走行中トラブルの一般保証や塗装のサービスについては3年間、牽引費用(レッカー車の費用)等のサービスについては5年間、さらに錆穴の保証は12年間の保証がついています。
そのため、新車購入後、3年間であれば、一般的な修理は修理工場に持ち込むよりもディーラーに持ち込んで、保証期間内の修理として依頼するほうがお得といえます。
その他の保証
さらに、フォルクスワーゲン自動車では、タイヤパンク保障というものが用意されています。このタイヤパンク保証は、釘踏みやいたずら、縁石の乗り上げなどによってタイヤがパンクした場合、この保証サービスに入っていることで、無料、または少しの負担で交換をしてもらうことができます。
さらに、ニューサービスプラスという保証も有料ですがプラスしておくことで、点検などで部品交換が必要になった場合の部品代が保証されますので安心です。
また保証の延長サービスにさらに延長する延長サービスプラスもあります。延長期間は2年なので、最長7年の保証をディーラーから受けられることになります。長く乗っていると経年劣化でトラブルも多くなりがちなので、延長保証をプラスしておくと安心です。
まとめ
フォルクスワーゲン自動車の保証は非常に手厚く、オーナーさんとディーラーが一緒に車と向き合って行くシステムが作られていることが分かます。急なトラブルや傷、パンクなどに見舞われた時も、24時間のコールセンターで対応を受け付けてもらえるため、時間を気にせずに相談できるという点も嬉しいポイントですね。保証期間については、3年と5年の節目でどうするかという選択肢があるのも、現在の車の調子に合わせて検討できるため、非常に便利なシステムとなっています。また、タイヤパンク保証といった、他社ではあまり用意されていない保証があるという点も見逃せないポイントです。
車の乗り方はそれぞれですが、愛着のある車には長く、そして快適に乗って行きたいものです。フォルクスワーゲン自動車では、充実した保証によって、それが実現されています。
当サイト最安修理ドットコムでは全国各地のあらゆる修理店を掲載しています。業者について調べたい方は参考にしてみてください。また、郵送修理も受け付けているので、郵送できる部品などを修理・交換してほしい方は検討してみましょう。

日本最大級の修理店情報サイト「最安修理ドットコム」に掲載しませんか?
最安修理ドットコムには以下の強みがあります!
- 掲載店舗数約2万店舗
- 修理サポート記事1,600本
- クチコミ数23万件超え
iPhoneをはじめとしたスマホやパソコン、車や時計、鍵や水まわり等あらゆる修理店情報を掲載しています。
掲載ご希望の修理店様はまずはお気軽にお問い合わせください。