洗濯機が故障時に知りたいメーカー保証・修理情報まとめ

洗濯機が故障時に知りたいメーカー保証・修理情報まとめ

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

洗濯機は2層式、縦型、ドラム式など、様々なタイプのものが販売されており、有している機能も様々です。さらに、今や1家に1台は必ず必要とされる家電の1つで、故障時には洗濯物を抱えてコインランドリーまで行かなければならなくなるという手間がかかります。

今回は、そんな洗濯機の故障の際に知りたい情報をお届けします。


Vortex / Pablo Ibanez

洗濯機の保証期間は?

洗濯機のメーカー保証の期間は1年間となっています。そのため、1年間はメーカーの無料保証を受けることができますが、それ以上の保証は別途つけなければなりません。

洗濯機の寿命は、概ね8年程度と言われています。また、メーカーの部品保有期間が大抵7年と定められており、それ以上経過すると、修理のための部品が調達できないため、洗濯機が寿命を迎えて故障した際には、大抵は買い替えることとなります。しかし、それよりも前に故障してしまった際には、メーカー保証の1年間しかなければ、かかる修理代金はすべて有償となってしまいます。そこで、家電量販店では、メーカー保証に加えて、長期保証を行うサービスを行っています。

大手量販店であるヤマダ電機は、加入料無料で、洗濯機の代金が30,000円以上の場合、メーカー保証の1年を含み3年間、50,000円以上の場合はメーカー保証の1年を含み5年間の長期保証を付けています。しかし、補償内容は2年目であれば購入金額の80%、3年目は40%、4年目は30%、5年目は20%と徐々に下がる仕組みとなっています。

ケーズデンキにおいても、ヤマダ電機と同様に加入料無料で、洗濯機の代金が30,000円以上の場合、メーカー保証の1年を含み3年間、50,000円以上の場合はメーカー保証の1年を含み5年間の長期保証が付きます。しかし、ケーズデンキの場合は、ヤマダ電機とは違い、保証限度額の設定はありません。

ビックカメラでは、加入料が購入金額の5%が必要となりますが、洗濯機の値段に関わらず、メーカー保証の1年を含む5年間の保証を受けることができます。保証期間内に購入金額の80%を超える修理があった場合には、新品の代替品を提供することで保証が終了するという内容になっています。

ヨドバシカメラは、加入料は商品金額の5%のゴールドポイントで、洗濯機の値段に関わらず、メーカー保証の1年を含む5年間の保証を受けることができます。しかし、補償内容は2年目であれば購入金額の80%、3年目は70%、4年目は60%、5年目は50%と徐々に下がる仕組みとなっています。

シャープのメーカー保証延長サービスの場合、8,900円の保証料を支払うことで、保証期間を5年間に延長することができます。補償の内容は、メーカー保証とほぼ同じ内容となります。

このように、購入した家電量販店もしくはメーカーの延長保証は、その店舗によって大きく異なります。そのため、長期保証に加入している場合であっても、ご自身の加入されている長期保証の内容をしっかり確認しておかなければ、思わぬ出費が出てしまうケースもあります。

洗濯機の故障の診断

洗濯機の故障といえば、機械が動かなくなったというイメージが多いのではないでしょうか。しかし、洗濯機の故障も様々な種類があります。特に、洗濯機については水を使用している関係上、安全に配慮したつくりとなっていますので、故障時にも安全が保障される構造となっています。

まず、もっともよく考えられる故障が「電源が入らない」「運転中に急に電源が切れた」という故障です。コンセントそのものの異常やブレーカーの問題も考えられますが、電源ケーブルの断線等の可能性も考えられます。

他に考えられる故障としては、エラーランプの表示や水漏れ、給水に関する問題等があります。特に水漏れに関しては洗濯機そのものの故障の場合もありますが、水道の故障、水栓つぎての故障、給水ホース・排水ホースの故障といったように、様々な場所の故障が考えられます。そのため、どこで水漏れをおこしているのかを見極めて修理しなければなりません。また、脱水できない、脱水時の振動が大きいといった故障もあり得ます。排水ホースにゴミ等が詰まったことによって排水できないというようなケースもあります。

また、水槽そのものが故障してしまったことによって、洗濯の際やすすぎ、脱水の際に異音が発生するという故障や安全のために稼働中は開かないようにロックされているふたが、ロックされたまま固定されてしまうという故障もあり得ます。

洗濯機は、水道もしくはお風呂からの給水に始まり、排水して脱水するという工程で、水を多用する機械になっていますので、洗濯機本体の故障以外にも故障の原因がある場合が多く、しっかりと故障している個所を見極めなければなりません。

洗濯機の修理について

洗濯機の修理については、メーカーに修理を依頼するか、修理専門業者に修理を依頼するのいずれかになります。洗濯機は、家電の中でも水を取り扱う家電のため、専門知識がない人が修理しようとした場合、漏電や感電といった生命や財産に大きな影響を及ぼす可能性が極めて高い家電となっています。そのため、修理はしっかりとした専門知識を有しているメーカーや業者に依頼しなければなりません。

次に、洗濯機の修理代金の目安をご紹介します。

電源が入らないという故障では、電源コードに問題がある場合、7,000円~11,000円、リード線ユニットに問題があれば、10,000円~20,000円、プログラムタイマーに問題があれば、15,000円~22,000円となっています。

給水できないという故障の場合、給水弁の故障であれば11,000円~17,000円、水位センターの故障の場合、11,000円~16,000円となっています。

排水・脱水できないという故障の場合、排水弁モーターの故障であれば15,000円~20,000円、排水弁の故障の場合11,000円~15,000円、モーターの故障の場合は16,000円~28,000円となっています。

水漏れの場合、ホース類の故障であれば7,000円~12,000円、給水弁の故障であれば、11,000円~17,000円となっています。

他には、安全のためのふたがロックされてあかなくなってしまった場合の修理代は11,000円~15,000円、水槽が故障してしまった場合は17,000円~23,000円の修理代がかかります。

まとめ

ホームセンターでは、洗濯機に使用する給水ホースなどの部品が販売されています。そのため、給水ホースからの水漏れなど、誰が見てもすぐにわかる故障の場合であれば、自分で取り換えることによって修理することも可能です。しかし、その他の故障については、自分で修理するということはできません。

その際に発生する修理代金は、修理代の目安でご紹介した通り、洗濯機の修理はほとんどの部品が10,000円を超える非常に高額となっています。また、ここで紹介した修理代金は、あくまで修理にかかる費用だけを紹介しています。そのため、作業員の出張料金等は含まれていません。それらの金額を含めると、洗濯機の修理は非常に大きな出費となってしまいます。そのため、メーカー保証の1年のみではなく、5年程度の長期保証に加入しておくことをおすすめします。

日本最大級の修理店情報サイト「最安修理ドットコム」に掲載しませんか?
最安修理ドットコムには以下の強みがあります!


  • 掲載店舗数約2万店舗
  • 修理サポート記事1,600本
  • クチコミ数23万件超え

iPhoneをはじめとしたスマホやパソコン、車や時計、鍵や水まわり等あらゆる修理店情報を掲載しています。
掲載ご希望の修理店様はまずはお気軽にお問い合わせください。

掲載のお問い合わせはこちら

※特記以外すべて税込み価格です。

カシモWiMAX

このコラムに関連するキーワード

役立ったら是非シェアしてください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加