腕時計のオーバーホールは不要?オーバーホールをしないとどうなる?

腕時計のオーバーホールは不要?オーバーホールをしないとどうなる?

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腕時計のオーバーホールについて調べると、「もったいない」「オーバーホールは不要」という意見が散見されます。

確かに、オーバーホールの費用は数万円はするので躊躇してしまいますが、長い目で見ると時計の寿命が延び、コスパは悪くありません。

今回は、腕時計をオーバーホールしないとどうなるか腕時計のオーバーホールが不要になるパターンなどを解説するので、ぜひ参考にしてください。

そもそも腕時計のオーバーホールとは

オーバーホールとは時計内部のムーブメントをパーツ毎に分解し、洗浄・摩耗パーツの交換・注油・調整などを行うメンテナンス方法です。

部品単位まで分解するので、外からでは見えない細かい汚れや不具合などを取り除けるため、定期的にオーバーホールを行うことで時計を長持ちさせられます。

機械式腕時計のオーバーホールについては、下記の記事でまとめているので参考にしてください。

腕時計はオーバーホールをしなくても10年持つは本当か

ネット上では「オーバーホールをしなくても10年は持つ」という意見がありますが、本当でしょうか。

確かに極端な使用環境でなければ、オーバーホールをしなくても10年程度は動く可能性はあります。

しかし、一切メンテナンスを行っていない10年の間に、時計の内部では潤滑油の不足パーツの摩耗は確実に進行しています。

定期的なオーバーホールを行っていれば、防げた故障や低額で済んだ修理も、オーバーホールを怠ることで高額な修理代がかかる可能性があるので注意しましょう。

下記の記事では、全国対応可能なおすすめの腕時計修理業者をまとめているのでこちらも参考にしてください。

腕時計をオーバーホールしないとどうなるか

定期的に腕時計をオーバーホールをしないと下記の様な不具合を起きる可能性が高まります。

  • 潤滑油が劣化・不足する
  • 部品が摩耗し噛み合わなくなる
  • 防水パッキンが劣化する

潤滑油が劣化・不足する

腕時計の不具合や故障の原因で一番多いのが「潤滑油の劣化・不足」です。

腕時計を長年使用していると、内部では潤滑油の劣化が進行し、各部品をスムーズに動かせなくなります。

各部品がスムーズに動かなくなると時間の遅れや、各部品の摩耗へ繋がります。

また、逆に時計を使わなさ過ぎても潤滑油が固まってしまう場合があるので、注意しましょう。

部品が摩耗し噛み合わなくなる

潤滑油が差されていたとしても、腕時計を長年使用すれば部品は摩耗します。

部品の摩耗が進むと部品同士が噛み合わなくなり、腕時計としての精度が著しく落ちてしまいます。

また、かみ合わなくなった部品だけを交換しただけでは他のパーツとかみ合わないので、都度細かい調整が必要です。

やはり定期的なオーバーホールをしないと、無駄な修理費がかかり、長い目で見ると損をする可能性があるでしょう。

下記の記事では腕時計の修理箇所ごとの料金の相場についてまとめていますので、オーバーホールだけでなく故障箇所だけの修理も検討してみてください。

防水パッキンが劣化する

腕時計を長年使用していると、リューズや裏蓋にある防水パッキンが劣化し、内部に水分が侵入します。

時計内部には金属が使用されているので、そのまま放置すればサビの発生に繋がります。

精密な時計内部においてサビは天敵です。ガラス(風防)が曇っていたら内部に水分が侵入している証拠ですので、症状が見られたら速やかに修理・オーバーホールを依頼しましょう。

ちなみにパッキンは多くの場合ゴム製で、寿命は5年ほどといわれています。

詳しくは時計が水没したときの対処法についてまとめた記事があるので、こちらを参考にしてください。

腕時計のオーバーホールが不要になるパターン

腕時計の使い方によっては、オーバーホールが不要になることもあります。

簡単に言えば、不具合が出たら買い替える場合です。

オーバーホールの依頼先のよっては、安価な腕時計が買えてしまうぐらい費用がかかる場合もあります。

オーバーホール費用と腕時計の購入価格を比較し、検討しましょう。

クォーツ式時計

クォーツ式時計のムーブメントは電池とモーターで動作しているため、動力部分のオーバーホールは不要です。

しかし、機械式時計と同じように歯車を使用して針を動かしているため、定期的なオーバーホールが必要とされます。

ただしクォーツ式時計の場合、2~3年に一度の電池交換は必要ですが、大切に扱えば10年程度は持つ場合が多いです。

オーバーホールか買い替えか、コストパフォーマンスがよいと感じるほうを選びましょう。

クォーツ時計のオーバーホール費用については下記の記事に詳しくまとめているので、併せてご覧ください。

安価な腕時計

オーバーホールの費用は時計の販売価格に関わらず、その技術料で決まります。

安価な腕時計の場合は、新しく買い替えた方がお得な場合もあります。

確かに、25,000円で購入した腕時計のオーバーホールに35,000円の費用がかかるとなると、「もったいない」「オーバーホールは不要」という意見もでるでしょう。

愛着や思い出があり、替えの利かない腕時計という場合でない限り、買い替えを選んだ方がよいかもしれません。

腕時計のオーバーホール費用は25,000円から

腕時計のオーバーホール費用相場は下記の通りです。

時計の種類・ブランドオーバーホール費用相場
国内ブランド時計
(セイコー、シチズン等)
25,000~80,000円
海外ブランド時計
(ロレックス、オメガ等)
35,000~150,000円
クロノグラフ35,000~100,000円

また、クォーツ式腕時計のオーバーホールの費用相場は6,000~25,000円程度とかなり安くなります。

依頼する修理店によっても費用は大きく変わるので、複数の修理店に見積りを取る、相見積りをおすすめします。

腕時計のオーバーホールにかかる費用について、さらに詳しく知りたい場合は下記の記事が参考になるので、確認してください。

購入から3~5年経過している場合はオーバーホールを依頼しよう

オーバーホールの適切な頻度は機械式時計で3~5年に一度、クォーツ式時計で7~8年に一度といわれています。安価な時計ならば買い替えた方が安上がりですが、愛着や思い出がある・高価な時計の場合はオーバーホールを依頼しましょう。

下記の記事では、オーバーホール頻度の目安について紹介しているので、こちらも参考にしてください。

豊富な実績を持つオーバーホール専門業者「リペスタ」

リペスタ

出典:リペスタ

国家資格である1級時計修理技能資格とキャリアを持つ職人が在籍し、それぞれ得意分野のメーカーの時計を修理してくれるのが「リペスタ」です。

充実した設備環境で、各時計の修理マニュアルにそって修理するので、メーカーと遜色のない高品質なオーバーホールを提供しています。

高い技術力を持ちながらも費用の安さ・納期の速さがリペスタの特徴。見積りが無料なので、気軽に依頼できるのもうれしいポイントです。

 
費用15,400円~
保証期間1年間
納期30日~

リペスタの口コミ

ここでは、リペスタの口コミを紹介します。

  • ネット修理は初めてで不安でしたが、写真で受取り連絡をくださり、そこから信頼にかわり安心して修理をお願いすることができました。きっちり動くようになって戻ってきて、本当にありがとうございました。
  • 外観も綺麗になり、新品のような気持ちで本日から稼働しています。本当にありがとうございました。また、機会がありましたらよろしくお願いします。
  • ネットでの修理依頼は初めてで不安でしたが、メール連絡もこまめにいただき不安が安心にかわり、届いた時計を見ると信頼にかわりました。本当にありがとうございました。

出典:リペスタ

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メーカー修理の最大60%OFF!オーバーホール専門店「CIEN」

Cien

出典:Cien

オーバーホールを行う時計技術者・仕上げ(磨き)とそれぞれ専任の修理技術者が在籍するのが「Cien」です。

時計修理に使用する部品は、すべてメーカー純正の部品を使用しています。

高級腕時計の修理・オーバーホールだけを行っている業者なので、オーバーホールにかかる期間は約3週間と短く、安心の1年間品質保証も付いています。

 
費用17,600円~
保証期間1年間
納期3週間~

CIENの口コミ

ここでは、CIENの口コミを紹介します。

  • とても綺麗に仕上がっていて感動しました。深い傷もかなり目立たなくなり、満足です。二十数年前に結婚の結納返しに妻よりもらった思い出の時計ですが、これでこれからも長く使えます。
  • 無事届きました。ありがとうございました。次回のオーバーホールも、お願いしたいと思います。大変満足な仕上がりでした。
  • 修理頂いたロレックスを無事受け取り致しました。新品かと思うくらい綺麗に直して頂き、感動しました。本当にありがとうございました。

出典:CIEN

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腕時計を長く愛用するため3~5年に一度のオーバーホールがおすすめ

今回は、腕時計をオーバーホールしないとどうなるか、腕時計のオーバーホールが不要になるパターンなどを解説しました。

安価な時計ならば買い替えた方がコスパがよいですが、愛着や思い出がある・高価な時計の場合は3~5年に一度を目途にオーバーホールを依頼しましょう。

技術力に差がなければ依頼先にこだわりがないという場合は「リペスタ」や「Cien」への依頼が費用が安くおすすめです。

ぜひこの記事を参考に、自分にあったオーバーホールの依頼先を見つけてくださいね。

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