「Xperia」は、ソニーモバイルコミュニケーションが発売しているスマホのシリーズ名です。
不具合が生じる原因には、主に本体の故障やバッテリーが弱って充電できなくなるケースがあります。
今回は、Xperiaの寿命と寿命を延ばす方法を紹介します。
自分に合った修理店を探すなら…
最安修理ドットコムでは、日本全国にある20,000店以上の修理店を紹介しています
現在地からの検索だけでなく、Galaxyのバッテリー交換にかかる費用相場や口コミも知れますよ。
INDEX
本体に不具合が生じる理由
Xperiaの本体に不具合が生じる理由には、どのようなものがあるのでしょうか。
考えやすいのは本体が経年などの理由によって劣化し、修理が必要になるケースです。
以下に詳細を紹介します。
ソニーモバイルコミュニケーションの公式見解は
Xperiaの発売元であるソニーモバイルコミュニケーションでは、公式サイトで端末の寿命について特に公表していません。
しかしバッテリーがどのくらい持つのかについては、公式サイトにおける「SoftBank XPERIA XZs」のパフォーマンス紹介で以下のように説明されています。
『一度の充電で長く使えて、劣化しにくいバッテリー。2年経っても快適に使える長生きバッテリーを搭載。
バッテリーを長持ちさせるSTAMINA機能はより進化し、バッテリー切れの時間を予測して賢く通知してくれるようになりました。』
少なくともバッテリーについては、最低でも2年以上の持ちが保証されているようです。
機種自体にSTAMINAモードというものが装備されているモデルもあり、バッテリーの残量や使用状況に応じて3段階の節電レベルを調整できる仕組みとなっています。
ちなみに、本体自体の寿命については特に記載はありませんでした。
バッテリーの寿命以外のところで問題が発生
Xperiaについては、電源であるバッテリーを大切に扱っていることが分かりました。
しかし、長く使っているうちに本体の機能に問題が発生するケースがあるようです。
具体的にはどのようなものがあるのでしょうか。
■Wi-Fiにつながらない
購入から2年を経過した段階で、Xperiaを持つユーザーの中には「Wi-Fiにつながらない」という悩みを抱える人が増えてくるようです。
全くつながらないわけではなく挙動が怪しくなるといった程度のことが多いようですが、普段Wi-Fiを利用している方ほど不安を感じると思います。
対応策としてはXperiaのWi-Fiをオフにしてから接続したり、本体自体を再起動したりなど一度何らかの形で現状をリセットするような対応をする必要があるでしょう。
ときどきということであればそれほど問題になりませんが、頻繁に続くとストレスになります。
一日に何回も同じような状況が続くようであれば、買い替えなどの検討が必要になるかもしれません。
■SIMカードの不良表示
XperiaにSIMカードを挿入しているにもかかわらず、SIMカードが認識されないというトラブルもよく聞きます。
「SIMカードが挿入されていません」という表示を見た場合や、アンテナ部分に「×」が表示されているケースが主な症例でしょう。
こちらも本体を再起動したり、電源を切って再びSIMカードを挿入する方法があります。
AndroidのOSが古いとそれが原因でSIMカードを認識しないこともありますから、最新バージョンにアップデートすることで問題が解決する場合もあります。
個人の使い方によっても寿命が変化
このほか、各ユーザーがどのように端末を利用するかによっても寿命が左右されます。
端末を雑に扱えば、その分壊れやすくなるのは言うまでもありません。
「水を避けて利用する」「なるべく低いところに置いて落下の危険を防ぐ」など、簡単に取り組める方法は数多くあります。
また意外に多い症状として、スピーカーの故障やイヤホンがきかなくなるケースが挙げられます。
このうちイヤホンがきかなくなる場合については、イヤホン自体や接触部分に原因があることも多いようです。
端子を拭いただけで症状が改善したケースもあるようなので、お悩みの方は一度試してみて下さい。
バッテリーに不具合が生じる理由
Xperiaは、バッテリーに優しい端末の一つです。
しかしバッテリーも消耗品である以上、どうしても不具合が起こるのは避けられません。
経年劣化については仕方のないことと言えるでしょうが、それでもヘビーユーザーほど消耗が早い傾向があるようです。
Line、SNSなどを充電しながら続ける
Xperiaに限らず、スマホのバッテリー残量が少ないときに限って友達や恋人からのLineが活発になってしまうケースはよくありますよね。
もし自宅にいる場合は充電が完了するまで待てず、充電しながらLineやSNSをだらだらと続けてしまいがちです。
しかし、このような習慣はバッテリーに大きな負担をかけることに。
充電と放電は、バッテリーが持つ機能としては真反対です。
スマホを利用している時間は放電を行っており、基本的には「使う」側の機能に傾きます。
これに対して充電中は逆にスマホを休ませなければ、充電できる量が少なくなってしまうでしょう。
それぞれ相反することを行っているわけですから、充電効率も悪くなりバッテリーにも負担がかかります。
バッテリーを長く使うためにもメリハリをつけて使用しましょう。
Youtube、ニコニコ動画などの連続視聴
Xperiaで動画視聴を行っている方は多いと思います。
料金プランによってはデータ上限なく利用できる方もいますから、休みの日は一日中動画鑑賞をしているという方も多いのではないでしょうか。
実は、ここにもバッテリーに負担をかけてしまう落とし穴が。
あまりに長時間視聴を続けているとバッテリーに負担がかかります。
バッテリーの基本性能として熱に弱い性質があります。
長い間動画を観ているとどんどんスマホが熱くなっていきますが、この状態が継続することでバッテリーの寿命が減少してしまうのです。
熱を逃せない理由は、スマホに「冷却装置」が付いていないから。
デスクトップ型のPCを見てみると、空冷式のCPUクーラー(冷却ファン)が目視で確認できると思います。
作業中には羽音が聞こえるため、風を使ってPCを冷やしていることが分かります。
しかしこのような機能はスマホには備わっていないことが多く、動画視聴によって生まれた熱が端末内にこもってしまうことに。
基本的には平温の状態で冷却しますが、CPUクーラーアプリのように働き過ぎているCPUの動きを抑えるアプリを使うという方法もあります。
急速充電器は寿命を縮める
充電効率の高さから、急速充電器を使って充電を行っている方も多いのではないでしょうか。
時間にして2倍以上の充電効率がありますが、倍以上の電圧を使って充電を行う仕組みになっていることからバッテリーにも負荷がかかります。
電圧とは、電流を流そうとする電気の圧力。
圧の強さによって電流の流れも変わるため、圧が強いほど短時間で充電が完了することになります。
しかし、負荷が強くなる分バッテリーの持ちも次第に弱くなっていってしまいます。
なるべく充電ツールは純正品を使うことを心がけ、バッテリーの負担を減らしましょう。
本体の不具合を防ぐ方法
Xperia本体自体は2年を目安に不具合が散見されるようになりますが、長い人では4年以上持っているという声も聞きます。
不具合を防ぐために、個々のユーザー単位で取り組める方法を紹介します。
スマホの容量を考える
スマホが不具合を起こす原因の一つに、思いのほかデータがたくさん入っていることが挙げられます。
音楽・画像などが代表的ですが、基本的には必要な分だけ残しておくことを考えましょう。
もしPCを持っている方は、極力「PCでできることはPCでやる」ようにしましょう。
音楽サービスを例にとるとソニーの場合は、ウォークマンというツールもあり曲の編集や管理をソニーが運営する「Music Center for PC」で管理できます。
Xpediaだけにデータを集中させないことで、パンクを防ぐことができます。
ほかには、Dropbox・Googleドライブなどのクラウドストレージサービスを使って保存するという方法もあります。
注意点としては、クラウドネットワークを使う際にもデータ通信料は都度発生することが挙げられます。
もし家庭にWi-Fiを使える環境があるなら、そちらから行うようにしましょう。
意識して大切にする
スマホはどうしても自分の都合主体で使うことが多いため、スマホに配慮するのは思いのほか難しいでしょう。
しかしXperiaも同様で、使用環境を考えた使い方が大切になってきます。
「Xperia XZ」は高い防水機能で有名ですが、それでもシャワーのお湯が直接かかったり湯船に沈めてしまうとやはり故障してしまうでしょう。
公式サイトでも「本体が冷えた状態で浴室に持ち込まない」「浴室内での充電を行わない」「シャンプーやボディソープをかけない」などの注意を促しています。
また普段の収納場所に気を使ったり、極力【落下・衝突】を防ぐ心構えが必要になってくるでしょう。
外出時はスマホケースを装着するのはもちろん、ポケットはジッパーがついているところに収納するなどできることは全て行う気持ちが大切です。
アプリ整理
AndoroidOSに負担をかけることが、不具合の原因になることがあります。
その大きな原因の一つが「アプリ」。
アプリの多くは無料でダウンロードできるため、お使いの環境によってはかなりの重荷になるケースがあります。
ゲームなどはそもそもかなりの大容量になりますから、プレイしていないゲームは早めにアンインストールすることをおすすめします。
LineやGmailについても要注意。
よく使う人ほどデータが蓄積されていくので、その分動きが悪くなります。
定期的にデータを削除や移動させることで、パフォーマンスを確保するよう心がけましょう。
バッテリーをより長く持たせる方法
バッテリーに気を配ることで端末の寿命も長く持たせられます。
ここからは、バッテリーの電力を少しでも長持ちさせる方法を紹介します。
Xperiaに搭載されている「STAMINAモード」を活用
Xperiaの機能の一つに「STAMINAモード」というものがあります。
これは電池消費を抑え、電池持ちをよくするための機能です。
バッテリーを安心して使いたいのであれば、積極的に活用したい機能でしょう。
多くの機種の場合、以下の要領で利用できます。
【設定】→【バッテリー】→【STAMINAモード】を選び、STAMINAモードをONにします。
待ち受け時間は長くなりますが、その分ディスプレイの描画速度や高画質モードの一部・バイブレーション・GPSなどが制限されまから、この点には注意が必要です。
バッテリーはこまめに充電
スマホは寝る前にバッテリーを充電するという方も多いと思います。
寝ている間に充電できるわけですから、生活面では充電の効率はよいものと考えます。
しかし、バッテリーにとって必ずしもよい効果があるとは言えません。
電気を供給し続けられている状態は「過充電」と呼ばれ、バッテリーに負担をかけることになります。
逆に充電が空っぽのままで放置しておいたとしても、それはそれで問題があります。
こちらは「過放電」と呼ばれる現象で、続くとバッテリーの命がなくなってしまうことに。
もともと充電池には「放電終止電圧」と呼ばれるものが定められています。
これは「充電池として機能するためにはこれ以上放電してはいけない」という電圧の値。
放電終止電圧は、バッテリーの電池がほぼ0に近い状態を指しています。
そのうえさらに放置すると、充電を継続する力が残っていないバッテリーとなります。
いずれの場合もバッテリーを長持ちさせたいのであれば、こまめに充電することが大切。
ちなみにどうしても急ぎで充電したい場合は、急速充電器を使わずとも早めに充電できる方法があります。
機内モードに切り替えて充電すると、通常の2倍ほど速く充電することができるのです。
特段通話・メッセージ機能を使う予定がない時間帯を選んで利用するのがよいでしょう。
建物や家の中ではWi-Fiを使用
Xperiaに限らずスマホを使用する場合は、その使用環境がカギになります。
建物や家の中であればWi-Fiを使える環境が整っていることも多いため、使えるようであれば積極的に使った方が携帯電話用の電波を拾うのに比べてバッテリーの負担は少なくなります。
携帯電話用の電波を使う場合、スマホ自体が電波を探すためその分電力を消耗することに。
特に災害時は死活問題になるため、極力Wi-Fiを使って対応するクセをつけておくと電気の消耗を抑えられます。
このほか低電力モードの適用・ディスプレイの明るさ設定など、基本的な部分はもらさずチェックしてください。
自分に合った修理店を探せる「最安修理ドットコム」
「スマートフォンを修理したい」「修理にかかる費用相場を知りたい」という方は、最安修理ドットコムにて自分に合った修理店を探してみましょう。
最安修理ドットコムでは、日本全国にある20,000店以上の修理店を掲載。GPSで現在地から近い業者を探せるので、急なトラブルでも安心です。
実際に修理店を利用したユーザーの口コミが230,000件以上あるのも特徴の1つ。機種や修理内容で絞り込むと、5段階の評価や修理費用相場も確認できます。
スマホ修理実績が150万台以上のスマホスピタル
全国対応&最短即日対応してくれるスマホ修理実績が150万台以上のスマホスピタル。
幅広いAndroidに対応できるだけでなく、最速15分で修理してくれます。保証が最大6か月ついてくるのもうれしいポイントです。
「出張修理」と「来店修理」の2種類から修理方法を選べ、WEBでの見積・問い合わせは24時間可能。都合のよいタイミングで相談してみましょう。
おわりに
Xperiaの寿命は少なくともバッテリーについては2年持つと言えそうですが、その後は個人の使い方次第で長くも短くもなるものと思われます。
STAMINAモードのような節電に役立つ機能も備わっていますから、上手に活用してバッテリーへの負担を減らすことが大切です。
もちろん、本体を大事に使うことも機能の維持には欠かせません。
あらかじめ節電モードにしておくだけでも、バッテリーの消耗は抑えられるはずですよ。
全国の修理店を紹介します。ぜひ参考にしてください。
北海道・東北 関東 中部新潟県 長野県 山梨県 富山県 岐阜県 石川県 福井県 静岡県 愛知県
関西 中国・四国鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 香川県 徳島県 愛媛県 高知県
九州・沖縄福岡県 佐賀県 長崎県 大分県 熊本県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
日本最大級の修理店情報サイト「最安修理ドットコム」に掲載しませんか?
最安修理ドットコムには以下の強みがあります!
- 掲載店舗数約2万店舗
- 修理サポート記事1,600本
- クチコミ数23万件超え
iPhoneをはじめとしたスマホやパソコン、車や時計、鍵や水まわり等あらゆる修理店情報を掲載しています。
掲載ご希望の修理店様はまずはお気軽にお問い合わせください。