
ソニーモバイルが販売する人気のスマホ、「Xperia」シリーズはOSにAndroidを採用するAndroidスマホです。2018年3月現在、そのバージョンはAndroid8.1が最新となります。そして、購入時にAndroid6.0や7.0だったXperiaは、いわゆるソフトウェアアップデートによって、8.1にバージョンアップされていること思われます(※)。
一方で、このソフトウェアアップデート時に、機種の不安定な部分がネックとなってアップデートがなかなかうまくいかないということがあります。ここでは、そんなXperiaがうまくアップデートできないときの対処の仕方について説明していきます。今後もOSのアップデートは必ず行われるので、その際の参考となれば幸いです。
※Androidはバージョンアップ可能な機種が限定されます。Xperiaで言えば「XZ」以降のモデルが8.0へのバージョンアップ対象となっています。
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フル充電してからアップデートを行う

電池残量が少ない場合(50%以下)、機種に警告が出てアップデートを延期することになると思われます。もちろんフル充電までしなくてもアップデートは可能ですが、場合によっては時間がかかってしまうこともあるので、フル充電したうえで実施するようにしましょう。各キャリアも注意事項として、「フル充電の必要性」を挙げています。
電波が強い場所か適切なWi-Fi環境がある場所で動かずに行う

ソフトウェアアップデートの場合は、Wi-Fi環境が推奨されます。また、こうしたアップデートをWi-Fi環境のある場所限定にしている人も多いことでしょう。
しかし、Wi-Fi環境がうまく機能していなければ、アップデートが中断してしまったり、なかなか終わらないという事態になってしまいます。まずはWi-Fi環境が適切か、安定してつながっているかどうかを確認しましょう。そして、電波が強く受信できている状態のままでアップデートを実施するようにします。
4G(LTE)回線を使用する場合も、電波が強い場所にとどまって実施する必要があります。電波が弱くなってしまうと、アップデート作業が中断されてやりなおしとなったり、場合によっては故障の原因となってしまうことがあります。
また、アップデート中は電話も含めて一切の作業ができないので、これらも考慮したうえでアップデートを実施するようにしたいところです。アップデートのお知らせはXperiaが教えてくれますが、いつ行うかは自分で選ぶことができるので、適切な場所や時間帯を選んだうえで実施するようにしましょう。
本体を一度再起動してあげる

本体の再起動は、デバイスの不具合の解消のためには手っ取り早く行うことができるうえ、かなり有効な手段です。再起動することでメモリ上が一時的にクリーンになるためです。起動ボタンを長押しすると現れるメニューに、再起動のボタンがあります。アプリを一度すべて終了させたうえで、実施してみましょう。
メモリの空き容量をなるべく増やしておく

NTTドコモのユーザーサポートページには、「OSバージョンアップに関するご注意」として、以下のように記載されています。
『本体メモリまたは、microSDカードに必要な空き容量がない場合は、更新ファイルのダウンロードができません。不要なアプリケーションを削除してください。』
すなわち、本体空き容量をなるべく増やしておくことは、ソフトウェアアップデートをスムーズに進めるうえで非常に重要な要件ということです。自分では十分空いているじゃないかと思っても、機械のほうで1GBでもまだ少ないと判断することもあります。メモリの空きを作るには、写真や動画、音楽、そして使っていないアプリやアプリに溜まったキャッシュなどを、必要なだけ“削除する”しかありません。
写真や動画はできるだけ外部ストレージに移す
もっとも手っ取り早く空き容量を増やすには、本体に保存してある写真や動画、各種ダウンロードデータ等をmicroSDやクラウド、あるいはパソコンなどに移動してあげることです。microSDカードの容量に余裕があれば、内蔵メモリから移してあげればよいですが、両方ともにデータが満載されていた場合は、クラウドやパソコン等の外の記憶媒体に移動し、本体データは消してしまいましょう。
ストレージ移動には「Xperia Companion」の利用が便利
Xperiaの場合、クラウドならGoogleドライブへの移動か、「Xperia Companion」というパソコンソフトを使用して、パソコンのストレージに移動してしまう方法がわかりやすいと思われます。クラウドへのデータの移動は単体で可能ですが、容量が5Gまで(有料にて拡充は可能)なので、おすすめは「Xperia Companion」を使用してのパソコンへのデータ移動です(パソコンとXperiaを結ぶUSBケーブルが必要)。
なお「Xperia Companion」は、本体アップデートの際に使用することもできる(後述)Xperiaの統合管理ソフトで、Xperiaユーザーには必携のパソコンソフトです。詳細とダウンロードは、こちらをご覧ください。Windows版とMacOS版が用意されています。
あまり使わないアプリはアンインストールする
1年以上使用していないアプリやゲームアプリ、クーポンアプリなど、興味を持つままにアプリをダウンロードしまくっているうちに、本体記憶容量が圧迫されてしまったということは、よくある話です。
本体記憶容量は無限ではありません。使用していないアプリはアンインストールをして、本体の空き容量をできるだけ大きくしてあげましょう。後で必要となったときに、またインストールすればよいのです。
ブラウザやアプリのキャッシュを削除する
「キャッシュ」とは、ブラウザアプリやゲームアプリ内に保存される一時的なデータのことで、キャッシュがあるからこそブラウザはスムーズな表示ができるわけですが、これが溜まってくると、内部メモリを圧迫する可能性があります。ウェブブラウザやSNSアプリ、ゲームアプリ、メールアプリがキャッシュを溜めやすいので削除してあげましょう。
アプリのキャッシュを削除するには、設定(歯車のアイコン)から「ストレージ」を選択し、「内部共有ストレージ」をタップ。「ゲーム」や「その他のアプリ」といった項目を選び、各アプリを選ぶと現れる「キャッシュを削除」をタップすれば削除されます。
(関連記事:Xperiaの動作が重くなった場合の原因と対処方法)
「Xperia Companion」を使用してソフトウェアアップデートを行う

先ほど説明した「Xperia Companion」を使用して、Xperiaのソフトウェアアップデートを行うことができます。同ソフトは、「Xperiaの本体ソフトウェアの更新を簡単かつ安全に行えるパソコン用ツール」です(Xperiaのサポートサイトより)。以前は「PC Companion」という名前で紹介されていましたが、ネーミングが変更されるとともに、その機能もアップしました。そして、ソニーモバイルのサポートサイトには、以下のように記載されています。
【重要】本体ソフトウェアの更新があったはずなのに通知が来ない、または更新ができない場合、Xperia Companionを使ってパソコンで更新をお試しください。
つまり、Xperia本体になんらかの理由で更新通知がこない場合、同ソフトを使用することで更新ができるようになるのです。さらに、なんらかの理由で更新を失敗してしまったときも、「Xperia Companion」にある「ソフトウェアの修復」機能を使用すると、OSを再インストールしてくれます。前述のデータ移動やバックアップの機能も含め、Xperiaユーザーには大変便利で、かつシンプルなパソコンソフトですので、ぜひご使用ください。
ソフトウェアアップデート後に動作が不安定になったら

機種によっては、大型のアップデート後に動作が不安定になったり、特定のアプリが使えなくなるなどの不具合が報告されることがよくあります。アップデート後にそのような症状が出てきた場合、まずはアプリも新しいOSに合わせたものにバージョンアップしましょう。「Google Playストア」などからアプリケーションの更新を行います。
それでも症状が改善しない場合、本体の初期化という選択肢があります。初期化をすることによって不要なデータが一掃され、むしろ動きがスムーズになる場合があります。しかし、初期化は最初の状態に戻ることを意味しますから、ダウンロードしたアプリや保存したデータが全て一掃されてしまいます。
従って、初期化の前には必ずデータのバックアップを行います。こうした作業も、前述の「Xperia Companion」の利用が便利です。Xperiaの初期化のやり方は、下記関連記事をご一読ください。
(関連記事:Xperiaの動作が重くなった場合の原因と対処方法)
アップデートに失敗してスマホが動かなくなったら修理が必要

NTTドコモでは、「バージョンアップに失敗し、一切の操作ができなくなった場合には、お手数ですがドコモ指定の故障取扱窓口までご相談ください」と告知しています。つまりソフトウェアアップデートに失敗すると、スマホがそんな症状となる可能性もあるわけです。
街の修理ショップの利用
前項でも述べたように、最後の手段として初期化を実行してあげると症状が改善する場合もありますが、そもそもまったく動かなければ初期化さえ実行できません。そんな時は、明らかに製品の故障が疑われます。
Xperiaに不具合が生じたら、多くの人はキャリアショップに持ち込むことが多いと思われますが、ここでおすすめしたいのがスマホの修理ショップです。
データ保持サービスも行っている修理ショップ
キャリアショップではデータの初期化がマストに近く(それだけ効果がある)、その場でバックアップをとることができなければ、データはあきらめるしかありません。しかし、スマホの修理ショップは、内蔵データの保持など細かいユーザー側の要請を受け入れてくれるお店が多く、Xperiaユーザーにとっても強い味方となってくれるはずです。
街の修理ショップに修理を依頼をすると、以降は公式サポートを受けられなくなる可能性がありますが、修理料金も一様にメーカーサポートより安く設定されていることが多く、特に保証期間の終了したXperiaのユーザーにとっては、多くのメリットがあると思われます。
当サイト、最安修理ドットコムでは、こちらから、XperiaをはじめとするAndroidスマホの修理ショップを、料金だけでなくユーザーの口コミなども比較しながら探すことができます。目的に応じ、自分に合った修理ショップを探してみてください。
忙しい方には「郵送修理」もおすすめ

お近くに良い修理業者が見つからない、店頭に持っていく時間がないという忙しい人には、「郵送修理」をおすすめします。
「郵送修理」とは、郵送で全国から修理予約を受け付けるサービスのこと。これなら店頭に持ち込むことなく修理を受け付けてもらえるので、毎日忙しくて修理ショップに行く暇がないという方には、特におすすめです。このように最安修理ドットコムでは、自分のライフスタイルに合ったショップや修理依頼の方法を選ぶことができます。
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まとめ
Xperiaのソフトウェアアップデートがうまくいかないときの対処方法を中心に、説明してきました。基本は、良質な通信状態を確保することと、スマホがサクサク動くだけのメモリ容量を確保することが大切です。この2つが確保されていれば、アップデートは問題なく実行できると思われます。
また、うまくいかないようでしたら、文中でも紹介した「Xperia Companion」の利用が便利です。それでもうまくいかない場合、故障が疑われる場合は、Xperiaの修理を実施する修理ショップは多数あります。ぜひ最安修理ドットコムで、良い修理ショップを探してみてください。
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